PayPay銀行カードローンの増額審査は厳しい?総量規制と審査落ちについて解説
最終更新日:2024年03月23日
専門家: 曽根 恵子
お金が足りないけど、PayPay銀行カードローンで限度額まで借りてしまったという方もいるのではないでしょうか。
限度額を超えて借入するためには、増額審査に通過する必要があります。
この記事では、PayPay銀行カードローンの限度額を増やし方、増額審査に通るための方法について解説します。
保有資格
経歴
大学卒業後、金融機関でカードローンや住宅ローン等の個人向け融資を主に担当。
現在はファイナンシャルプランナーとして資産運用や保険の相談にのる傍ら、ライターとしてカードローンやクレジットカードに関する記事の執筆・監修。
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- PayPay銀行カードローンで増額審査を受けると限度額が下がる可能性がある
- PayPay銀行で増額するより新規で別のカードローンに申し込んだ方が審査に通過しやすい
- PayPay銀行カードローンの金利を比較
- PayPay銀行カードローンの増額審査に通らない原因
- 初回借入時と比較して年収が減ってしまったから
- 勤続年数が転職して短くなってしまったから
- 他社からの借入が増えたから
- クレジットカードやローンの支払いに遅れがあるから
PayPay銀行カードローンで増額審査を受けると限度額が下がる可能性がある
増額審査に通過することで利用限度額以上の借入ができますが、実は限度額が下がってしまうこともあるのです。
基本的に利用限度額は初回審査にて返済能力などを総合的に判断した上で設定されます。
そのため、収入が改善するなどの変化がない場合は増額審査に通る可能性は高くありません。
もし、返済が滞っていたり、収入が減っていたりする場合は、利用限度額を下げられてしまう可能性もあるのです。
PayPay銀行で増額するより新規で別のカードローンに申し込んだ方が審査に通過しやすい
カードローンは増枠するより新たに別のカードローンに申し込んだ方が審査に通る確率は高いです。
なぜなら年収が急激に上がったなどの理由がなければ、借入限度額は初回借入時に審査を行ったときと変わらない可能性が高いからです。
また増額の案内は増額できる人だけに送っているのではありません。
加えて金利で比較した時に、他の銀行系カードローンと比べてPayPay銀行カードローンの金利は高いです。
したがって追加の借入を検討している場合は、別の銀行系カードローンを借りることをおすすめします。
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PayPay銀行カードローンの金利を比較
金利は〇〇%〜〇〇%といった形で示されていますが、与えられた借入限度額に応じて金利が異なります。
そのため、自分が借りたい金額で何%の金利が適用されるのかを把握しておくことが重要です。
また、ほとんどの場合上限金利が適用されるので、下限よりも上限金利に注目すべきです。
PayPay銀行は大金を借りた場合は金利が低いものの、少額借入の場合は金利が非常に高いことが特徴です。
そこで人気のある銀行カードローンと300万円以下の金利を比較してみました。
契約極度額 |
PayPay銀行 | 三井住友銀行 | 楽天銀行 | 三菱UFJ銀行 | オリックス銀行 |
---|---|---|---|---|---|
〜100万円 | 年18.00% | 年12.0%~14.5% | 年14.5% | 年13.6%~14.6% | 年12.0%~14.8% |
100万円〜200万円 | 年12.0〜15.0% | 年10.0%~12.0% | 年6.6%~14.5% | 年10.6%~13.6% | 年5.0%~14.8% |
200万円〜300万円 | 年8.0〜10.0% | 年8.0%~10.0% | 年3.9%~14.5% | 年7.6%~10.6% | 年5.0%~12.8% |
基本的には借入には上限金利が適用されます。
そのため300万円までの借入であれば、「新規の借入」でも「増額の借入」でも三井住友銀行カードローンでの借り入れが最も金利が低くなる確率が高いです。
また300万円の借入には少なくとも900万円以上の年収が必要と思っていた方が良いです。
こうした条件からほとんどの人は三井住友銀行カードローンで借入をした方がお得に借りれます。
>>三井住友カードローンの解説記事はこちら
PayPay銀行カードローンは総量規制の対象なのか
PayPay銀行カードローンは総量規制の対象でありませんが、他の銀行カードローンと同じく借入額の3倍以上の年収を目安にしています。
したがって、できるだけ少額、多くても自分の年収の3分の1以下の借入希望額で申込むことをおすすめします。
銀行カードローンの自主規制について
銀行による過剰貸付防ぐ目的で、日本弁護士連合会から「銀行等による過剰貸付の防止を求める意見書」が内閣や銀行協会へ提出されました。
その結果全国銀行協会から「銀行カードローンに関する 全銀協の取組みについて」という資料が公開され、「過剰貸付を助長する広告を抑制すること」「収入状況や返済能力の確認を行い、年収の3分の1程度になるように自主規制する」といった内容が盛り込まれました。

消費者を守るために銀行側でも過剰な貸付とならないよう自主規制をしています。
しかし年収の3分の1以下の借入でも金利は必ず支払う必要があります。
借入金額が大きく返済期間が長引く場合は、支払う利息ができるだけ少なく済むように、金利の低い銀行カードローンを利用するのがおすすめです。
PayPay銀行カードローンの増額審査に通ることができる人の特徴
PayPay銀行カードローンの増額審査を通過するためには条件を満たすことが必要になります。
PayPay銀行が条件を明確に示しているわけではありませんが、今まで利用してきた人の状況から考えるとどのような条件を満たさなければならないかが概ねわかります。
以下では増額審査を通れるようにするための条件について詳しく紹介するので、審査を申し込むときにはできる限り満たしている状態になっておきましょう。
利用実績がある
PayPay銀行カードローンの増額審査を通過するためには利用実績が必要になります。
利用枠内で借り入れをしてきちんと返済をしている人であれば、少し増額しても返済を続けられると考えられるでしょう。
また公式ページを見ても、PayPay銀行カードローンの利用限度額の増やし方に申込条件は特に書かれていません、
必須条件とはなりませんが、もし滞納をしていたり、利用した経験がほとんどなかったりすると増額を見送られてしまう可能性が高いです。
他社借入をしていない、または他社でも延滞していない
他社のカードローンなどを利用している場合には、このローンでも延滞がないことがほぼ必須条件です。
延滞があると返済能力が足りていないと判断されてしまうことになります。
増額によってもっと借り入れをしたらさらに返済できなくなるリスクが高くなるため、基本的には審査を通過することはできません。
他社からの借り入れの情報は信用情報機関から入手できるので審査のときには必ず参照されています。
クレジットカードの滞納履歴も見られている
他社のカードローンなどによる借り入れにおける延滞だけでなく、借り入れの一種として見なされるクレジットカードの滞納についても問題になります。
信用情報機関に登録されている内容であれば必ず詳しく参照されて、問題がありそうな場合には審査を通さないという判断になるので注意しましょう。
携帯電話を購入したときに分割払いを選んだというときにも同様に滞納することなく支払っていないと増額できない原因になるので注意が必要です。
年収が新規申込時よりも増えているか
PayPay銀行ネットキャッシングの新規申し込みのときには年収に基づいて利用上限額が定められています。
増額するからには、新しく設定される利用上限額でもきちんと返済を続けられる年収になっていなければなりません。
そのため、新規のときよりも年収が増えているのが増額審査を通過できる条件になります。
どのくらい年収が上がれば良いかは定かではありませんが、総量規制と同様に考えて年収の1/3までは上限額が上がる可能性があるでしょう。
総量規制を超えていても貸付してもらえる可能性はある?
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)は銀行法に則って運営されています。
したがって貸金業法における総量規制の対象ではありません。
しかし銀行は金融庁の監視下にあるため、融資審査が適切に行われているか定期的にチェックされています。
法律的には総量規制の対象とはなりませんが、事実上総量規制をオーバーすると審査に通る確率はかなり低くなるのは確かです。
他社の無担保ローンも自主規制に含まれる
PayPay銀行ネットキャッシングは総量規制の対象ではありませんが、銀行が実施している自主規制の対象になっています。
多額の貸し付けをしたのが原因で返済不能になってしまうのを避けるために総量規制に準じた形で総借入額があまり高くならないように貸付額を自主規制している銀行が多いのが現状です。
他社の無担保ローンからの借り入れが多いと、増額すると上限を超えてしまうという判断で審査を通過できないこともあるのです。
順調に勤続年数が伸びているか
勤続年数についても重要な条件になっています。
増額をするとそれだけ大きな金額の借り入れをする可能性が高くなり、返済に必要になる期間も長くならざるを得ません。
何年も先まで安定した収入を得られるような人かどうかを判断する上で勤続年数が重視されています。
基本的には新規のときに比べて勤続年数が長くなっているかが確認されますが、自営業から会社員に転職したというようなケースでは収入が安定しやすくなったという点で勤続年数が増えていなくても審査を通れることがあります。
PayPay銀行カードローンで増額するときの3つのメリット
PayPay銀行カードローンで利用限度額を増額することにはメリット・デメリットが存在します。
それぞれを理解した上で申し込みに進むようにしましょう。
まずはメリットから説明します。
利用限度額の上限が上がる
増額をする最も大きなメリットは利用できる現金を増やせることです。
増額をすることによって利用限度額が引き上げられるので、例えば今までは20万円までしか借りられなかったのが50万円まで借りられるようになります。
すると今までよりも困ったときに借りられるお金が30万円も増えることになります。
用途は自由なので、ショッピングや医療などの色々な目的で使用でき、生活をより豊かなものにすることが可能です。
借入の金利を低くできる
PayPay銀行ネットキャッシングでは増額によって金利が下がる可能性があるのもメリットです。
PayPay銀行では利用限度額に応じて金利を設定する仕組みを取り入れています。
もともと限度額が100万円だったとしたら金利は15%ですが、増額によって200万円になると金利が10%に下がるのです。
増額後にいくらまで借りられるかによって金利が下がるかどうかはわかりませんが、運良く下がってくれれば返済負担が軽減されます。
多重債務を防げる
増額することによってPayPay銀行ネットキャッシングを使って借りられる金額が増えるため、多重債務を防げる可能性が高まるのもメリットです。
PayPay銀行からはもう借りられないから、他の金融機関からお金を借りようと考える人もいるでしょう。
それが原因で多重債務になると金利が高めになりやすく、返済ができなくなるリスクも高くなってしまいます。
その状況に陥らないようにするためにも増額しておくに越したことはありません。
PayPay銀行カードローンで増額するときの4つのデメリット
PayPay銀行カードローンの増額にもデメリットはあります。
デメリットを天秤にかけても増額する意味があると思ったら増額を申し込むようにしましょう。
利用停止や減額となる可能性がある
PayPay銀行ネットキャッシングでは増額審査のときにただ利用上限額を増やせるかという視点で審査をしているわけではありません。
その時点で最も適正な利用上限額はいくらなのかという視点で審査が行われています。
そのため、新規で申し込んだ頃よりも年収が低い、他社でたくさん借り入れをしているなどといった場合には減額になることもあります。
最悪の場合には利用停止の措置を取られてしまうこともあるので注意しましょう。
収入証明書類を求められる
PayPay銀行ネットキャッシングでは増額の申し込みをしたときに所得を証明する書類の提出を求められることがあるので注意しましょう。
PayPay銀行ネットキャッシングでは書類の提出基準として、利用上限額が50万円を超えた場合と明記しています。
増額を申請した結果として50万円を超えることになったときには源泉徴収票や住民税課税証明書、納税証明書などのうち該当するものを用意して提出しなければならないのです。
審査に時間がかかる
既に述べたようにPayPay銀行ネットキャッシングでは新規の申し込みに比べて増額のときの方が厳しい審査を実施します。
そのため、審査には新規申し込みのときよりも時間がかかるのが一般的です。増額の審査にかかる期間は1週間以上というのが普通で、たまたま混みあっている時期だった場合や、審査の慎重さが求められたときなどには2週間以上かかることもあります。
余裕を持って申し込んでおくようにしなければならないのです。
毎月の返済額が増える
増額をすると毎月の返済額が増えるリスクがあるのもデメリットです。
PayPay銀行ネットキャッシングでは残高スライド返済方式にしているので、借入額が大きくなると毎月の返済額が大きくなります。
追加の借り入れをしなければ返済額が増えることはありませんが、上限額が増えるとつい多めに借り入れてしまいがちです。
増額してたくさん借りられるようになったのが原因で返済が苦しくなってしまわないように気を付けなければなりません。
PayPay銀行カードローンの審査データ
続いてはPayPay銀行カードローンの審査データです。
- 平均データ
- 男女別平均データ
- 年齢別平均データ
- 職種別平均データ
独自に入手したデータにつきサンプル数は少ないですが借入の際の参考程度にご利用ください。
平均データ
一般的にはカードローンの審査に通るのは年収200万円以上といわれています。
信用情報が良ければ、それ以下でも審査に通る可能性があります。
上記の平均年収と大きな開きがあるのは、年収が高い人も低い人も含めての平均値となるためです。
最多年齢についても同じことがいえます。
【PayPay銀行カードローンの平均データ】
平均年収 | 358万円 |
---|---|
最多職種 | 会社員 |
平均融資額 | 24万円 |
男女比 | 男性 7:女性 3 |
最多年齢 | 30代 |
男女別での平均データ
男性の場合は平均融資額が33万円ですが、女性の場合は17万円です。
利用限度額は年収の影響を受けるため、男性のほうが多くなるのでしょう。
年齢は男性が20代、女性は30代が多くなっています。
【PayPay銀行カードローンの男女別平均データ】
性別 | 平均年収 | 最多職種 | 平均融資額 | 最多年齢 |
---|---|---|---|---|
男性 | 376万円 | 会社員 | 33万円 | 20代 |
女性 | 318万円 | 会社員 | 17万円 | 30代 |
年齢別の平均データ
年齢別で見ると、50代は年収も多い分平均融資額も高くなっています。
【PayPay銀行カードローンの年齢別平均データ】
年齢 | 平均年収 | 最多職種 | 平均融資額 | 男女比 |
---|---|---|---|---|
20代 | 314万円 | 会社員 | 23万円 | 男性 7:女性 3 |
30代 | 377万円 | 会社員 | 31万円 | 男性 7:女性 3 |
40代 | 350万円 | 会社員 | 26万円 | 男性 6:女性 4 |
50代 | 700万円 | 会社員 | 80万円 | 男性 10:女性 - |
60代 | 500万円 | 会社員 | 30万円 | 男性 -:女性 10 |
職種別の平均データ
職種別平均データでは、会社員の平均融資額が最も多いのが特徴です。
【PayPay銀行カードローンの職種別平均データ】
職種 | 平均年収 | 平均融資額 | 男女比 | 最多年齢 |
---|---|---|---|---|
会社 | 388万円 | 35万円 | 男性 7:女性 3 | 30代 |
公務員 | 500万円 | 8万円 | 男性 -:女性 10 | 30代 |
個人事業主 | 500万円 | 32万円 | 男性 -:女性 10 | 30代 |
専門職 | 500万円 | 22万円 | 男性 -:女性 10 | 30代 |
パートアルバイト | 500万円 | 10万円 | 男性 -:女性 10 | 30代 |
PayPay銀行カードローンの増額審査に通らない原因
PayPay銀行カードローンでは増額審査に申込んでも審査に通過できるとは限りません。
場合によっては利用限度額が下がってしまったり、利用停止処分になったりすることもあります。
そのため増額は計画的に申し込むことが必要です。
ここでは「なぜPayPay銀行カードローンの増額審査に落ちてしまうのか」その原因と対策を解説します。
初回借入時と比較して年収が減ってしまったから
PayPay銀行カードローンの増額審査を受けるときに新規申し込みをしたときに比べて年収が減っていると審査は通りにくくなります。
年収が数万円減ったという程度なら増額できないというだけで済む場合が多いものの、何十万円も下がっていると減額になってしまう可能性もあります。
年収が低いと返済能力が下がったと判断されてしまうからです。
うかつに増額を申し込まない方がネットキャッシングを使いやすいでしょう。
年収が減ってしまった場合の対策
年収が下がってしまった場合には何とかして年収を上げなければ増額することはほぼ不可能です。
正社員として働いているなら必死に努力をして昇進による昇給を目指すか、転職してもっと高い年収で働けるようにしましょう。
アルバイトなどをしている場合には勤務時間を長くして稼ぐか、正社員登用をしてもらうかが良い方法です。
また、この他にも週末などに副業をして稼ぐというやり方で年収を上げる方法もあるので前向きに検討してみましょう。
勤続年数が転職して短くなってしまったから
転職をしてしまうと勤続年数が短くなってしまう影響で増額審査が通りにくくなります。
たとえ年収が上がっていたとしても、またすぐに転職して大幅に年収が下がるのではないか、転職しようとして失敗してしまい、無収入になるのではないかと懸念されてしまうのです。
さらに、転職によって勤続年数が短くなった上に年収も減っているような場合には、増額の審査を受けた結果として逆に減額になってしまうこともあるので注意しましょう。
勤続年数が短くなった場合の対策
PayPay銀行ネットキャッシングでは勤続年数が何年以上でなければならないといった条件が明示されているわけではありません。
ただ、銀行カードローンでは大抵は1年以上の勤続年数があればすぐには退職しないという判断で安定した収入があるとみなしてもらえるのが一般的です。
増額してもらうつもりが減額になってしまって困るような事態に陥らないためには、転職をしたら一年間は増額の申請をせずに待つようにしましょう。
他社からの借入が増えたから
他社でもカードローンなどを使っていて借り入れが増えてしまうと増額審査は通らなくなるのが通例です。
単純に考えてみれば当然のことで、毎月の支払額がトータルで見るとかなり大きくなっている状況があり、さらに増額したら返済できなくなるリスクが高くなってしまいます。
また、自社基準に照らし合わせて総額が上限を超えているから増額できない、あるいは減額する、返済不能になるリスクが高いから利用停止にするということもあります。
他社からの借入が増えた場合の対策
他社借入が新規申し込みをした当初よりも増えてしまったときに増額審査を通過するためには、借りられる総額を減らすのが大切です。
他社のカードローンやクレジットカードで借りられる金額の総和が小さくなれば増額できる可能性があります。
単純なのはクレジットカードのキャッシング枠をなくすか解約してしまう方法です。
もし使っていないカードローンがあるなら解約するのが有効で、借り入れ可能な総額が減るので審査を通過しやすくなります。
クレジットカードやローンの支払いに遅れがあるから
ローンやクレジットカードの支払いに延滞や滞納があると信用情報に記録が残ってしまいます。
返済能力が低いと判断されるポイントになってしまうので、増額を申し込むと審査を通れないだけなく、何度も延滞をしている場合には利用停止になることもあります。
信用情報の記録はすぐに消すことはできないので注意しましょう。
返済できたはずなのにたまたま入金を忘れてしまったのだとしても弁解することはできないので不利になる点では同じです。
クレジットカードやローンの支払いに遅れがある場合の対策
延滞や滞納の記録があるとなかなか増額審査を通過することはできません。
対策としては信用情報から消えるのを待つしかないのは確かですが、延滞や滞納の情報が古ければすぐに申し込んでも審査を通れる可能性もあります。
例えば、1年半前に1度だけクレジットカードを滞納したけれど、それ以降はカードローンの返済もクレジットカードの支払いもきちんとできている場合もあります。
このようなクレジットヒストリーができることで今は支払能力があると判断してもらえて増額に成功する可能性が高まるのです。
PayPay銀行カードローンでお金を借りる方法を解説
PayPayでお金を借りるためには以下の3つのステップで簡単に申し込むことができます。
- PayPayアプリのホーム画面から「お金を借りる」をタップする
- PayPay銀行の申し込みフォームに必要情報を記入し、本人確認書類を提出する
- 審査に通ったらPayPayアプリから24時間365日いつでも借入
PayPayアプリのホーム画面から「お金を借りる」をタップする
PayPayアプリのホーム画面から「お金を借りる」をタップするとPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)のページから口座の有無を確認するページが出てきます。
口座を持っていない場合は口座開設、すでに口座を持っている場合はログインして口座情報を連携させます。
PayPay銀行の申し込みフォームに必要情報を記入し、本人確認書類を提出する
口座の開設(または連携)が完了すると、PayPay銀行の申し込みフォームへと進みます。
そこからは氏名や電話番号などの項目に沿って、個人情報を入力していきます。
入力が完了したら、本人確認書類の提出です。
PayPay銀行の本人確認書類として認められているのは以下の3つです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 各種健康保険証
上記以外のパスポートや住民票でも手続きをすることができますが、スマホ送信に対応していないため、郵送する必要があります。
その後提出した情報と本人確認書類をもとに在籍確認や審査が行われます。
審査に通ったらPayPayアプリから24時間365日いつでも借入
申し込み手続きが完了したら、最短翌日には口座開設と審査の結果がメールで送られてきます。
審査に通過すればPayPayアプリからいつでも借入ができるだけではなく、PayPay残高にチャージして利用することも可能です。
基本的にはPayPaay銀行の口座に振り込みとなりますが、初回のみPayPay銀行以外の口座に振り込むこともできます。
ただしPayPay銀行以外の口座に振り込んだ場合は利用明細書が自宅に届いてしまうので、家族にバレたくない方は注意が必要です。
PayPay銀行カードローンの増額審査に落ちた時の対処法
PayPay銀行カードローンの増額審査に通過する難易度は高いです。
加えて300万円を超えるかなりの増額以外は金利的なメリットもあまり大きくありません。
また増額審査に時間がかかり、「今すぐお金が必要」という状況にも向いていません。
PayPay銀行カードローンの増額審査に落ちたとしても方法は他にあります。
まずは以下の方法を検討してみてください。
翌月の20日以降にもう一度PayPay銀行カードローンの増額審査に申し込む
一般的に増額審査に落ちてしまった場合は、「期間を空けてから再度申し込む」か「別のカードローンに新規で申し込む」かのどちらかになります。
しかしPayPay銀行カードローンの増額審査に落ちてしまったとしても、増額を申し込んだ翌月の20日以降であれば取引状況が更新されて審査に通る可能性があります。
ただし必ずしも審査に通るわけではないので、増額審査に落ちてしまったらやはり他のカードローンに新規で申し込むのが無難です。
審査結果はお客さまのお取引状況等により変わります。ご希望に沿えなかった場合でも翌月20日以降増額可能となる場合がございます。ご了承ください。
上限金利の低い大手の銀行カードローンに申し込む
大手銀行カードローンはPayPay銀行カードローンよりも上限金利が低く設定されていることが多いです。
そのためPayPay銀行カードローンの増額審査に落ちたタイミングだけでなく、新規の借入にもおすすめです。
また増額審査よりも初回審査の方が審査に通りやすいです。
「審査に通過する」という目的から銀行カードローンに申し込んでみるのも良いでしょう。
無利息期間のある大手消費者金融に申し込む
消費者金融の金利は銀行系のカードローンよりも高く設定されています。
金利の高さは審査の通りやすさと比例します。つまり、金利が高い方が審査には通りやすいです。
そのため審査に落ちたら消費者金融に申し込むのも一つの手です。
さらにおすすめは「大手」の消費者金融に申し込むことです。
大手消費者金融は「無利息期間がある」「借入・返済の利便性が高い」という特徴があります。
初めての借入なら「無利息期間」を利用することで通常よりも支払う金利を抑えることが可能です。
PayPay銀行カードローンの増額でよくある質問
最後にPayPay銀行カードローンの増額に関するよくある質問についてまとめます。
PayPay銀行カードローンから増額案内が来たら必ず増額できる?
PayPay銀行カードローン増額のオファーがあれば、確実に増額できると思ってしまいます。
しかし案内を受けたからといって増額できるとは限らないので注意しましょう。
実際は案内を受けて増額したいという人に対してあらためて慎重な審査が行われる仕組みになっています。
PayPay銀行カードローンの増額は総量規制の対象になる?
貸金業法では銀行や信用金庫などは貸金業者と定められていないため、銀行や信用金庫などからの借入れは総量規制の対象外となります。
したがって法律上、PayPay銀行カードローンの増額も総量規制の対象にはなりません。
ただし他の銀行と同様に、独自の審査基準に基づいて審査を実施しているので、年収の3分の1を超えるような借入は抑制される傾向があるのも覚えておいてください。
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会社名 | リーディングテック株式会社 (LeadingTech Inc.) |
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会社URL | https://leadingtech.co.jp/ |
登記上の本店所在地 | 埼玉県久喜市南栗橋5-19-12 |
東京支店所在地 | 東京都渋谷区円山町5-4 |
法人番号 | 4010601056469 |
グループ会社 | デジマティクス株式会社 (Digimatics Inc.) |
グループ会社URL | https://digimatics.jp/ |
適格請求書事業者登録番号 | T1030001144890 |
また、カードローンに関する正確な情報を提供するため、記事内の情報は以下の公的機関等を参照しています。
金融庁、消費者庁、株式会社日本信用情報機構、割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関、日本貸金業協会、一般社団法人全国銀行協会
なお、当サイトは掲載各社(アコム株式会社等)からの広告収益をコンテンツ制作費に充てています。しかし、当サイトの掲載情報やランキングにおける提携事業者サービスへの評価は、提携の有無や金銭による影響を一切受けておりません。
カードローンの返済についてお困りの方は、貸金業相談・紛争解決センターへご相談いただくか、0570-051-051までお電話ください。