イオンカードと楽天カードで悩んだら両方持つべき!違いと使い分け方を解説

最終更新日:2024年04月11日

イオンカードと楽天カードで悩んだら両方持つべき!違いと使い分け方を解説

気になる内容をタップ

イオングループと楽天グループの両方をよく利用される方にとって、イオンカードと楽天カードのどちらを持つべきか? 悩みどころです。
どちらも以下2つの点で共通しており、お得なカードとして知られています。

イオンカードと楽天カードの共通点2つ
  • 年会費無料
  • ポイントがお得

結論から言うと、イオンカードと楽天カードは2枚とも持って使い分けるのがおすすめです。

このページでは、イオンカードと楽天カードの違いと2枚持ちすべき理由、使い分ける方法を詳しく解説します。
最後まで読んでいただくことにより、2枚のカードのメリットを上手く活用できます。これまで以上にお得にポイントで節約ができるということです。

イオンカードと楽天カードの比較表

まず始めに、イオンカードと楽天カードの違いを以下の表にまとめました。

内容 イオンカード 楽天カード
入会資格 満18歳以上 満18歳以上
国際ブランド VISA、MasterCard、JCB VISA、MasterCard、JCB、American Express
年会費 無料 無料
ETCカード年会費 無料 550円(楽天PointClubプラチナ以上で無料)
ポイント還元率 0.5% 1.0%
割引・ボーナスポイント イオングループでいつでもポイント2倍、月2回は5%OFF 楽天グループでポイント3倍以上
海外旅行傷害保険 なし 最高3,000万円
ショッピング保険 年間50万円 なし
ポイントが貯まる電子マネー モバイルSuica(0.25%)、SMART ICOCA(0.25%)、WAON(0.5%、セレクトのみ) 楽天Edy(0.5%)、楽天ペイのSuica(0.5%)
その他付帯サービス イオンシネマで割引、カラオケなどで優待特典、海外旅行サポート 楽天銀行で普通預金の金利アップ、楽天カード ハワイラウンジ

イオンカードと楽天カードの違いで注目すべき点は、普段のポイント還元率が異なることです。

ポイント還元率とは?

カード利用代金に対して、何%分がポイントとして還元されるのかを表した数字のことです。1,000円の支払いで10円分のポイントが貯まるクレジットカードは「ポイント還元率1%」になります。
ポイント還元率は0.5%が平均的で、1%以上だとお得なクレジットカードだと言われます。

イオンカードはイオングループでの買い物、楽天カードは楽天グループでの支払いでそれぞれお得であることは言うまでもありません。
ただ、イオンと楽天以外の場所で支払いをしたときのポイント還元率は、以下のとおり楽天カードが勝っています。

イオンカードはイオン以外で利用するとポイント還元率は平均的。一方の楽天カードは、楽天サービス以外でも還元率1%とお得なのが特徴です。

「なら、楽天カードだけを持てばよいのでは?」と感じる方もいらっしゃるはず。
ここから、イオンカードと楽天カードを2枚持ちすべき理由を説明します。

2枚持ちすべき6つの理由

イオンカードと楽天カードを2枚持ちすべき理由として、以下6つが挙げられます。

イオンカードと楽天カードを2枚持ちすべき理由
  • どちらも年会費無料
  • 2種類の国際ブランドが持てる
  • 2つの電子マネーが使える
  • Apple Payの支払い方法が選べる
  • 両方の入会キャンペーンが適用される
  • イオンと楽天で効率よくポイントが貯まる

これら6つの理由について、詳しく説明します。

1.どちらも年会費無料

イオンカードと楽天カードを2枚持ちすべき理由の1つ目は、どちらも年会費無料だということです。

イオンカードと楽天カード、どちらも持つためのコストがかかりません。万が一以下のようなことがあったとしても、損をすることはないわけです。

そのため、年会費や手数料といったコストを一切かけることなく2枚のカードを活用できます。

手数料がかかる場面は分割払い・リボ払いのみ

イオンカードと楽天カード、どちらも手数料がかかるのは、以下3つの場面だけです。

  • 分割払い
  • リボ払い
  • キャッシング

分割払いとは、買い物代金を3回や5回などに分割して支払う方法のこと。そしてリボ払いはカードを利用した金額に関わらず、毎月5,000円や1万円などといった前もって設定した金額だけを支払う方法です。最後のキャッシングはカードで買い物をするのではなく、ATMなどで現金を借りること。
上記3つを利用しなければ、手数料がかかりません。

一切のコストをかけずに2枚のカードを活用できるのなら、両方を持つべきだと言えます。

2.2種類の国際ブランドが持てる

イオンカードと楽天カードを2枚持ちすべき理由の2つ目は、2種類の国際ブランドが持てることです。

国際ブランドとは?

国際ブランドとは、VISA(ビザ)やMasterCard(マスターカード)といった決済会社のことです。
クレジットカードが使えるお店・サイトの中でも、どの国際ブランドが使えるのかは細かく異なります。

イオンカードと楽天カードは、それぞれ以下の国際ブランドの中から好きなものを選べます。

国際ブランド イオンカード 楽天カード
VISA
MasterCard
JCB
American Express ×

どちらのカードもVISA、MasterCard、JCBが選択できるのは同じですが、楽天カードのみAmerican Expressが選択できるのが特徴です。

イオンカードと楽天カードで異なる国際ブランドを選ぶと、クレジットカードで支払いができる機会が増えます。
たとえば、イオンカードと楽天カード、どちらもVISAを持っていてインターネットショッピングをするとします。
ところが、そのサイトはMasterCardにしか対応していませんでした。
これだと、イオンカードと楽天カード、どちらのカードも使えません。

しかし、イオンカードはVISA、楽天カードはMasterCardを持っていると、MasterCardしか使えないサイトでも楽天カードで問題なく支払いができます。

イオングループや楽天グループを含め、日本国内の多くの場所ではすべての国際ブランドが使えるができることがほとんどです。
ただ、海外の店舗やサイトだとVISAのみ、MasterCardのみが使えるお店も珍しくありません
そこで2種類の国際ブランドを持っていると、決済できない場面が減るというわけです。

楽天カードのAmerican Expressブランドはおすすめできない

楽天カードは、国際ブランドAmerican Expressを選べる数少ないクレジットカードです。ただ、楽天カードに限ってはAmerican Expressブランドを選ばないことをおすすめします。その理由は、以下のデメリットがあるからです。

  • Apple Pay・Google Payに登録できない
  • タッチ決済に対応していない
  • VISA、MasterCard、JCBとくらべて使えるお店が少ない
  • 海外でキャッシングができない

これに対するメリットとして、レストランやチケット予約の割引優待サービスが利用できます。ただ、楽天カードを日常生活の支払いに使うことを考えると、デメリットが致命的です。

3.2つの電子マネーが使える

イオンカードと楽天カードを2枚持ちすべき理由の3つ目は、2つの電子マネーが使えること。イオンカードと楽天カードは、どちらもそれぞれ異なる電子マネーをカード本体に搭載しています。具体的には以下のとおりです。

搭載している電子マネー
  • イオンカード…WAON(ワオン)
  • 楽天カード…楽天Edy(エディ)

WAONはイオンが提供している電子マネーです。イオンカードからチャージでき、主にイオングループで利用できます。
WAONの利用代金200円につき1円分がポイント還元され、ポイントをWAONにチャージして買い物に使えます。

WAONを活用するならイオンカードセレクトがおすすめ

WAONチャージでポイントが貯まるクレジットカードは、イオンカードセレクトのみです。
イオンカードセレクトとは、イオンカードと電子マネーWAON、さらにイオン銀行のキャッシュカードが1枚に搭載されたカード。ほかのイオンカードはチャージはできるものの、クレジットカードのポイントは貯まりません。

そして楽天Edyは、楽天が運営する電子マネー。全国約97万というWAONよりも多くの店舗で使えるのが大きなメリット。楽天カードからのチャージ(0.5%還元)と利用(0.5%還元)で合計1%が楽天ポイントで還元される、お得な電子マネーです。

楽天Edyはコンビニやファミレス、ガソリンスタンドなどさまざまな場所で使えますが、イオングループでは利用できないというデメリットがあります。
そのため、2枚持ちでWAONと楽天Edyが利用できれば、あらゆる場面で電子マネー決済ができます。

4.Apple Payの支払い方法が選べる

イオンカードと楽天カードを2枚持ちすべき理由の4つ目は、Apple Payの支払い方法が選べることです。
Apple Payとは、iPhoneやApple Watchにクレジットカードを登録すれば、スマホや腕時計さえあれば支払いができる決済サービス。

Apple Payが利用できるお店は、VISAやMasterCard、JCBなどのクレジットカードではなく、電子マネーiD(アイディー)やQUICPay(クイックペイ)に対応しているところです。

ほぼすべてのクレジットカードは、Apple Payに登録するとiDとQUICPayのどちらで支払うか、カードの種類によって自動的に設定されます。

Apple Payでは、イオンカードはiD、楽天カードはQUICPayとしてそれぞれ設定されます。

イオンカードと楽天カードの両方をApple Payに登録することにより、iDとQUICPayどちらの支払いにも対応できるというわけです。
多くのお店では、iDとQUICPayの両方が利用できます。しかし、もしiDのみ、QUICPayのみ対応のお店があったとしても、2枚持ちをしていれば問題なく支払いが可能です。

5.2つの入会キャンペーンが適用される

イオンカードと楽天カードを2枚持ちすべき理由の5つ目は、2つの入会キャンペーンが適用されることです。
イオンカードと楽天カードはどちらも、入会とカード利用でボーナスポイントがプレゼントされるキャンペーンを随時行っています。

キャンペーンの内容はいつも同じではなく、時期により異なります。

2つのカード両方に新規入会して支払いに使えば、どちらの入会キャンペーンも適用され、ボーナスポイントを受け取れます。
入会した当初の1回ずつのみですが、家計の大きな節約に繋がるのがメリットです。

6.イオンと楽天で効率よくポイントが貯まる

イオンカードと楽天カードを2枚持ちすべき理由の6つ目は、イオンと楽天で効率よくポイントが貯まること。
冒頭でも説明したように、イオンカードと楽天カードはそれぞれ以下の特典があります。

  • イオンカード…イオングループで割引優待
  • 楽天カード…楽天グループでボーナスポイント加算

イオングループでイオンカード、楽天グループで楽天カードといった具合に2枚のカードを使い分ければ、両方のカードの特典が活かせます。
トータルでみればクレジットカードの割引やポイント加算の恩恵が受けられる場面が増え、家計の大きな節約になるわけです。

2枚のカードの割引優待やボーナスポイント加算について、以下で説明します。

イオンカードの特典

イオンカードは、イオングループでの支払いに関しては楽天カードよりもお得。具体的には、以下3つの割引優待がお得度が高く代表的です。

イオンカードの主な割引優待
  • お客様感謝デー
  • ありが10デー(ありがとうデー)
  • いつでもポイント還元率1%

もっともお得な割引優待が毎月20日・30日の「お客様感謝デー」です。この日にイオンカードを使ってイオングループで買い物すると、5%が割引されます。
買い貯めができる生活用品や保存期間が長い食料品を毎月20日・30日にまとめて買うようにすれば、生活費の大幅な節約が可能です。

そして毎月10日の「ありが10デー」でイオンカードを使うと、イオングループで買い物をした代金の2.5%がWAONポイントとして貯まります
ありが10デーの優待は、お客様感謝デーとくらべるとお得度は半分です。しかし生活費を大きく節約できることに変わりありません。

タバコや金券類は対象外

お客様感謝デーやありが10デーの割引・優待は、基本的にはイオングループの全商品に適用されます。ただし、タバコや商品券、金券類、工事・宅配などのサービス料金といったものは対象外です。

また、イオンカードは上記のお客様感謝デーやありが10デー以外の日でも、イオングループでの買い物に使うと支払い代金の1%がWAONポイントとして還元されます。

このように、イオンカードはイオングループでの買い物でもっともお得なクレジットカードです。

イオンゴールドカードならよりお得

せっかくイオンカードを持つなら、ゴールドカードの取得を目指すことをおすすめします。

イオンゴールドカードとは、イオンカードの割引優待に加えてラウンジサービスや旅行保険が付帯するクレジットカードです。ゴールドカードであるにも関わらず年会費無料なので、持って損することはありません。

イオンゴールドカードは通常のイオンカードを年間50万円以上利用することで取得できます。自分から申し込みはできません。
普段からイオングループで食料品や生活用品を購入している方なら、イオングループの買い物だけで年間50万円(=1か月だと約4万円)は実現可能な金額ではないでしょうか?

まずは通常のイオンカードを1年間活用し、次の年からはイオンゴールドカードで買い物をする。そうすればイオンラウンジで休憩できるなど、日々の買い物が快適になります。

楽天カードの特典

楽天カードは、楽天市場で買い物をする機会が多い方にメリットが多いカードです。

このカードは、楽天市場での買い物代金の2%以上が楽天ポイントとして還元されます。
楽天市場での買い物は楽天カード利用だと無条件で2%還元なのですが、以下の条件をクリアすればさらに還元率がアップするしくみです。

条件 加算される還元率
楽天市場アプリを使って買い物 +0.5%
楽天カードの利用代金を楽天銀行から引き落とし +1.0%
楽天モバイルを利用 +1.0%

楽天市場のポイントがアップする条件はたくさんありますが、多くの方が比較的手軽に満たせる条件のみピックアップしました。

楽天ユーザーの方なら、上記の条件をすべて満たして楽天市場で買い物すれば、買い物代金の4.5%が楽天ポイントとして貯まります。

楽天ヘビーユーザーなら楽天プレミアムカードの方が得

もしも楽天市場で年間55万円(毎月平均で約45,000円)以上の買い物をするなら、楽天プレミアムカードがお得です。
楽天プレミアムカードは年会費11,000円がかかる代わり、楽天市場での買い物で還元される楽天ポイントが1%加算されます。

そのため、楽天市場で年間55万円以上の買い物をすれば、年会費以上のポイント加算が受けられ、一般の楽天カードよりもトータルで見るとお得です。
また楽天プレミアムカードは、楽天市場でのポイント加算だけでなく、以下の海外旅行サービスも充実しています。

楽天プレミアムカードの付帯サービス
  • 海外空港ラウンジサービス(プライオリティ・パス)
  • 国内空港ラウンジサービス
  • 海外旅行傷害保険

上記の海外旅行サービスを活用するなら、楽天市場で年間55万円以上の買い物がなくても楽天プレミアムカードを持つ価値は十分にあります。

普段のカード利用は楽天カードがおすすめ

ここまで説明したように、イオンと楽天での買い物は2枚のカードを使い分けるとお得です。
そして、イオンと楽天以外のクレジットカードを使う場面では、楽天カードがおすすめです。

その理由は、基本的なポイント還元率は、以下のとおりイオンカードよりも楽天カードの方が高いからです。

カード名 ポイント還元率
イオンカード 0.5%
楽天カード 1.0%

楽天カードは、イオンカードの2倍のポイント還元率とお得です。

そのため、イオンカードはイオングループ専用カードとして使うのがおすすめです。そして楽天グループを含め、イオングループ以外での支払いは楽天カードを使うと、効率よくポイントが貯まります。

また、イオンでの支払いをイオンカードにまとめることにより、毎月の生活費がどれだけかかっているか? カード利用代金の引き落とし金額を見ればひと目で把握できるのもメリットです。

ETCカードは利用金額に応じて選ぶ

ETCカードは、通常のカード利用と同じようにポイントが貯まるしくみです。そのためETCカードに関しても、イオンカードではなく楽天カードを使えばお得な気がします。

ただ、楽天ETCカードは年会費550円が必要となります。ETCカードの利用機会が少ないと、貯まるポイントよりも年会費の負担の方が大きくなってしまうのです。

楽天ETCカードは、高速料金を年間55,000円支払うことにより年会費と同じポイントが貯まります。

もし高速道路の利用が年間55,000円以下なら、イオンカードのETCカードを持った方がお得です。
イオンETCカードはポイント還元率0.5%と低いものの、年会費無料なので貯まったポイントは純粋に得したことになります。

楽天ETCカードは、楽天Point Clubでプラチナランク以上だと年会費無料になります。
そのため、楽天ヘビーユーザーで楽天Point Clubがプラチナ以上の方は、高速道路の利用が少なくても楽天ETCカードを持った方がお得です。

イオンカードと楽天カードの細かい違い

イオンカードと楽天カードは、細かい部分ではありますが主に海外旅行サービスも異なっています。

多くの年会費無料カードは、旅行サービスが付帯しないことがほとんどです。そのことを思うと、イオンカードと楽天カードはどちらも、ポイント以外でもお得なクレジットカードだと言えます。

カード名 付帯する海外旅行サービス
イオンカード 海外旅行傷害保険
楽天カード アシスタンスサービス

2枚持ちをすれば、上記2つのサービスが活用できるわけです。

楽天カードは海外旅行傷害保険が付帯

楽天カードのみ、海外旅行傷害保険が付帯します。
海外旅行傷害保険とは、海外旅行中の病気・ケガによる治療費などを補償してくれる保険のことです。

楽天カードに付帯する海外旅行傷害保険の補償内容・金額は以下の表のとおりです。

補償内容 説明 補償金額
死亡・後遺障害 死亡や後遺障害を負ったとき 最高2,000万円
傷害治療 ケガによる治療費 最高200万円
疾病治療 病気による治療費 最高200万円
賠償責任 他人にケガを負わせたときや他人の持ち物を壊したとき 最高3,000万円
救援者費用 現地で行方不明などとなり家族が駆けつけるための費用 最高1,000万円

上記保険は、楽天カードで航空券などの旅行費用を支払ったときに適用される「利用付帯」です。

ただ、楽天カードの海外旅行傷害保険は、実際の海外旅行では使い物にならないことに注意しましょう。
その理由は、キャッシュレス診療に対応していないからです。

キャッシュレス診療とは、カード会社(厳密に言うと保険会社)が海外の病院に直接治療費を支払ってくれるしくみのことです。
楽天カードは治療費を一旦自分が支払い、帰国した後で保険金を受け取ることになっています。

海外の治療費は日本よりも高額

海外の治療費は風邪でも10万円以上かかることがほとんどです。海外では日本のキャッシュカードが使えないので、数十万円の治療費を立て替えるのは意外と難しいものです。
そのため、海外旅行傷害保険にキャッシュレス診療は必須だと言えます。

キャッシュレス診療がない楽天カードの海外旅行傷害保険は、いざというときに実用性が低いと言わざるを得ません。
ですから、海外旅行で「楽天カードを持っているから保険は大丈夫!」という考え方は危険です。

とは言え、年会費無料カードで海外旅行傷害保険が付帯するのは、間違いなくお得だと言えます。

イオンカードは海外旅行サポートが付帯

一方イオンカードは、楽天カードには付帯しない「アシスタンスサービス」が付帯します。

アシスタンスサービスとは、海外旅行中のトラブルに無料で電話相談に乗ってくれるサービスのこと。
以下のようなトラブルがあったとき、どのように対処すればよいのか? 電話で教えてくれます。

アシスタンスサービスで対応してくれるトラブル内容
  • パスポートの紛失・盗難
  • 現金やクレジットカードの紛失・盗難
  • 航空券の紛失・盗難
  • 手荷物の追跡調査
  • 現金が足りなくなったとき

なお、上記は無料で相談はできますが、手配のための費用は負担する必要があります。
たとえばパスポートの紛失・盗難があったとき、再発行手数料や手続きに向かうための交通費は自分で支払う必要があるということです。

とは言え、慣れない海外でのトラブルに電話で対応してくれると、万一のとき役立ちます。

イオンカードのみショッピング保険が付帯

これは海外旅行とは直接関係ありませんが、イオンカードのみ年間50万円までのショッピング保険である「ショッピングセーフティ保険」が付帯します。
イオンカードで購入した品物が火災や盗難といった自然に起こった事故に遭ったとき、購入代金を補償してくれます。

なお、ショッピング保険が適用されるには、以下の条件があります。

ショッピングセーフティ保険の適用条件
  • 購入日から180日以内
  • 5,000円以上の品物

購入代金のうち5,000円は自己負担ですが、それでも品物の代金の大半を補償してくれるのは魅力です。

そのため、普段の買い物はポイント還元率が高い楽天カードを使いつつ、ショッピング保険を適用させたいときだけはイオンカードを使うのも1つです。

イオンカードのショッピング保険は、他社カードとくらべて以下の点で優れています。

  • 国内1回払いも対象
  • 適用条件が購入日から180日と長い

他社カードの中には、ショッピング保険が適用されるのは海外での支払いのみだったり、分割払い・リボ払いのときのみと条件が厳しいものがあります。
また、ゴールドカードも含めほぼすべてのカードは、ショッピング保険の適用条件が購入日から90日以内です。

まとめ:クレジットカードは使い分けが重要

ここまでイオンカードと楽天カードそれぞれの特徴、そしてお得に使い分ける方法を説明しました。
イオンカードと楽天カードに限ったことではありませんが、クレジットカードは場面によって使い分け、メリットを最大限活かすのが効率のよい使い方です。

そのためイオンカードと楽天カード、どちらのカードがよいか悩んだときは両方持つべきだと言えます。
イオンカードと楽天カードはどちらも年会費無料で負担がないため、2枚持ちは手軽です。
イオンカードはイオングループ専用カードとして、それ以外の場面では楽天カードで支払いをすると、もっとも効率よくポイントが貯まります。

今すぐイオンカードと楽天カードに申し込み、2枚持ちで割引やポイント還元などの特典を活用しましょう!

Facebook X(Twitter) はてなブックマーク LINE

ナットクは、埼玉県久喜市と東京都渋谷区に拠点を持つリーディングテック株式会社が運営しています。全ての記事は日本証券業協会が認定する一種証券外務員資格を保有する者が内容を確認しています。

会社名 リーディングテック株式会社 (LeadingTech Inc.)
会社URL https://leadingtech.co.jp/
登記上の本店所在地 埼玉県久喜市南栗橋5-19-12
東京支店所在地 東京都渋谷区円山町5-4
法人番号 4010601056469
グループ会社 デジマティクス株式会社 (Digimatics Inc.)
グループ会社URL https://digimatics.jp/
適格請求書事業者登録番号 T1030001144890

また、クレジットカードに関する正確な情報を提供するため、記事内の情報は以下の公的機関等を参照しています。
公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会一般社団法人クレジットカードアドバイザー協会日本カード情報セキュリティ協議会特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会一般社団法人日本資金決済業協会一般社団法人日本クレジット協会電子決済等代行事業者協会日本クレジットカード協会
なお、当サイトは掲載各社(アコム株式会社等)からの広告収益をコンテンツ制作費に充てています。しかし、当サイトの掲載情報やランキングにおける提携事業者サービスへの評価は、提携の有無や金銭による影響を一切受けておりません。

クレジットカードの支払いやリボ払い等の返済についてお困りの方は、貸金業相談・紛争解決センターへご相談いただくか、0570-051-051までお電話ください。

クレジットカードの関連記事