ブラックカードを持つための条件とは?どうしても持ちたい場合どうすればいい?

最終更新日:2023年12月23日

ブラックカードを持つための条件とは?どうしても持ちたい場合どうすればいい?

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ブラックカードを持つための条件とは?

ブラックカードに入会をするためにはインビテーションを受けることが必要条件です。
インビテーションとは、カード会社から招待を受けることを言います。

インビテーションは、下位カードの会員に対して行われるので、まずはプラチナカードやゴールドカードなどを作成し、利用実績を積んでいくことが大切です。

インビテーションを受けるための基準

ブラックカードのインビテーションを受ける条件や明確な審査基準は公表されていません。

各カード会社が提供しているブラックカードの中でも「最高峰」と言われているアメリカンエキスプレス・センチュリオン・カードを実際に所持している方の話をまとめると、以下のような点から審査が行われます。

決済額については、短期間ではなく「長期的かつ安定的」に決済を行っていることがポイント。
また、下位カード含めての利用期間が長いことも条件の1つです。
さらには、期間ばかりではなく「優良顧客」から評価されていることも大切です。

まとめると、最低でも以下の点は審査の基準になっている可能性が高いでしょう。

説明する女性

ブラックカードを持つためには、まずその下位カードとなるプラチナカードを持ち、継続的に利用することが必要です。

ブラックカードのメリット・デメリット

メリットはステータスやサービス、利用限度額の高さ

ブラックカードは、クレジットカードの中の最高級カードを持っている「選ばれた人間」という高いステータス性が魅力です。

また、ブラックカードには下位カードにないサービスや優待が付帯します。
コンシェルジュサービスや海外空港のラウンジ利用、有名レストランの優待など、様々なサービスがあります。

コンシェルジュサービスでは、ホテルやレストランの予約、旅行プランの相談や航空券の手配など様々な要望に応えてくれるサービスです。
忙しいビジネスマンの方や、旅行や会食も多い方には特に便利です。

デメリットは年会費の高さ

ブラックカードには、高い入会費・年会費がかかります。
なかには入会費が50万円以上するカードもあります。
しかし、ブラックカードに付帯するサービスを鑑みるとむしろ安いものかもしれません。

また、ブラックカードにしたからといって、ポイント還元率が大幅に上がることはありません。
クレジットカード利用でポイントをより効率的に貯めたいという目的なら、わざわざブラックカードにする必要はないでしょう。

自分で申し込めるブラックカードもある

先述のとおり、多くのカード会社では、ブラックカードの入会にはカード会社からのインビテーション(招待状)が必要です。
しかし、自分から申し込みできるブラックカードも存在します。

LUXURY CARD Black Card

LUXURY CARDのブラックカードは、その質感が大きな特徴です。
プラスチックを使用せず、表面はステンレス、裏面はカーボン素材でできているので、かなりの重厚感があります。

また、サービスや各種優待も充実しているので満足できるカードでしょう。

年会費 本会員:110,000円
家族会員:27,500円
ポイント還元率 1.25%
追加カード ETCカード、家族カード
交換可能マイル JAL、ANA、ハワイアン航空、ユナイテッド航空
国際ブランド Mastercard
スマホ決済 Apple Pay・QUICPay・Suica・PASMO・PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY

TRUST CLUB ワールドカード

TRUST CLUB ワールドカードは三井住友トラスト・グループが発行するブラックカードです。
カード入会の目安として、25歳以上、年収400万円以上と明記されています。

年会費が圧倒的に安いのが特徴です。
また、Mastercard Taste of Premiumのサービスを受けられることができるので、海外旅行あるいはゴルフに行く頻度の高い方はおススメです。

マイルの交換先が無い点は注意が必要です。
また、サービス内容は最低限の水準で、コンシェルジュサービスや海外空港ラウンジ利用のためのプライオリティパスは都度有料だったりと、他のブラックカードに比べるとやや劣ります。

年会費 本会員:13,200円
家族会員:無料
ポイント還元率 100円=3ポイント
追加カード ETCカード、家族カード
交換可能マイル
国際ブランド Mastercard
スマホ決済 Apple Pay

三井住友カード プラチナ

三井住友カード プラチナは、申し込み条件を30歳以上としています。
他のカードに比べポイント還元率が低い点と、「ブラックカードの割にデザインがダサい」という評判がデメリットでしょう。

そして、見た目は黒いですが、実際は名前にもある通りプラチナカードです。
「とにかくブラックカードっぽいカードを持ちたい」という方におススメです。

年会費 本会員:55,000円
家族会員:無料
ポイント還元率 0.5%~7%
追加カード ETCカード、家族カード
交換可能マイル ANAマイル
国際ブランド VISA、Mastercard
スマホ決済 Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ

TRUST CLUB ワールドエリートカード

三井住友カード プラチナよりも2ランク上に位置するのが、このTRUST CLUB ワールドエリートカードです。
Mastercardの中の最高峰カードで、世界的に見ても所有者のステータスを証明する1枚です。

日本国内で、ワールドエリートMastercardに該当するのはこのTRUST CLUB ワールドエリートカードとラグジュアリーカード以外ありません。

しかし、年会費が他のカードと比べ圧倒的に高いため、負担に感じる方には不向きです。

年会費 本会員:143,000円
家族会員:無料
ポイント還元率 100円=4ポイント
追加カード ETCカード、家族カード
交換可能マイル
国際ブランド Mastercard
スマホ決済 Apple Pay

ブラックカードよりも上のカードってあるの?

最上位と言われているブラックカード。
それ以上のカードとしては「パラジウムカード」というものがあります。

パラジウムカードを所持するためには、アメリカの金融王手であるJPモルガンのプライベートバンクを持っていること、そして、30億円ほどの資産があることが条件であると考えられています。

このことからも分かるように、条件をクリアするのはとても難しいのです。
ですから、所持できる人はごく稀と考えて良いでしょう。

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