クレジットカードは使わない方がいいって本当?持っていないと不利になることも!?

最終更新日:2024年08月05日

クレジットカードは使わない方がいいって本当?持っていないと不利になることも!?

クレジットカードを持っていない方の多くは、「クレジットカードは使わない方がいい」と考えていたり、最近は電子マネーなどの普及によって「クレジットカードを持つ理由がない」と考える方もいるかもしれません。

しかし、クレジットカードを使わない・持たないことによるデメリットは実は多くあります

この記事でわかること
  • クレジットカードを使わない方がいいと言われる理由は本当なのか?
  • クレジットカードを使わないことによるデメリット

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クレジットカードを使わない方がいい3つの理由

まず、クレジットカードを使わない方がいいと言われる理由から説明します。
クレジットカードを使わない・持たない理由として、以下が大半を占めます。

  • 無駄遣いをしてしまう
  • 年会費や手数料がかかる
  • 紛失・不正利用が怖い

上記3つの理由について、1つずつ詳しく説明します。

1.無駄遣いをしてしまう

クレジットカードを使わない・持たない理由の1つ目は、無駄遣いをしてしまうことです。
クレジットカードがあれば、手元や銀行口座にお金がなくても買い物ができます

そのため、人によっては無駄遣いをしてしまい、カード利用代金が請求されたときに支払えなくなるわけです。
ただ、クレジットカードでも無駄遣いを防ぐことは可能です。

利用明細はスマホで確認できる

クレジットカードの利用代金は、スマホアプリやカード会員専用WEBサイトで1件ずつ利用明細が確認できます
また、利用明細はカードを使った数日後には更新されるため、以下のことをリアルタイムで把握できます。

カード利用明細で把握できること

  • 現時点でどれだけのお金を使っているか
  • 次の支払日でいくら支払わなければならないか

そのため、スマホアプリやカード会員専用WEBサイトでカードの利用状況をこまめにチェックすることにより、無駄遣いを防ぐことができます。

最悪の場合支払いを遅らせることが可能

万が一ですが、利用明細の確認をしなかったためにカード利用代金が高額になってしまった場合でも、クレジットカードなら対応ができます。
その方法とは、カード利用代金の支払いをリボ払いに変更すること。

リボ払いとは?

リボ払いとは「リボルビング払い」の略で、カード利用金額に関わらず毎月一定の金額を支払うしくみのことです。
毎月の負担が一定になるので延滞してしまう可能性が低くなる反面、金利手数料がかかってしまうというデメリットがあります。

多くのクレジットカードは、カード利用後に通常の1回払いからリボ払いに変更できます。
もしもカード利用代金が高額となってしまい、次の支払日に全額支払うのが難しいのであれば、リボ払いで無理なく支払うことをおすすめします。

ただ、リボ払いは高額な金利手数料がかかるため、できることなら利用しないのが理想です。
あくまでも、万が一無駄遣いをしてしまったときの応急処置としてのみ利用しましょう。

2.年会費や手数料がかかる

クレジットカードを使わない・持たない理由の2つ目は、年会費や手数料といったコストがかかること。

ただ、クレジットカードの選び方や使い方によっては、一切のコストをかけることなく利用可能です。
クレジットカードを使う上で考えられるコストとして、以下のものがあります。

クレジットカードに必要なコスト

  • 年会費
  • 入会金
  • 分割・リボ払い手数料
  • 延滞損害金
  • キャッシング金利手数料
  • 海外ATM利用手数料
  • 解約手数料

上記の中で、自分から申し込めるクレジットカードのほぼすべてが入会金と解約手数料は無料です。
そのため気にする必要はありません。

そして以下4つは、クレジットカードのサービスを利用したときなどに発生する手数料です。

そのため手数料がかかるサービスを利用しなければ、一切支払う必要はありません
無駄な手数料を支払うことがないよう、上記4つの手数料について説明します。

分割・リボ払い手数料

分割・リボ払い手数料は、カードで買い物した代金を1回払いではない方法で支払うときにかかる金利です。

分割払いとリボ払いは、どちらもカード会社から借金するのと同じです。そのため金利が発生します。
クレジットカードの金利手数料は、消費者金融会社からの借り入れと同じ水準で高額です。そのため、基本的には利用しないことをおすすめします。

なお、分割払い手数料がかかるのは、買い物をするときに「分割払いで」支払うと伝えたときのみです。
そしてリボ払い手数料は、買い物をした後にカード会員専用WEBサイトなどでリボ払いに変更する手続きをした場合のみ適用されます。

カード申し込み時のリボ払い設定に注意

カード会社によっては、申し込みのときに1回払いではなく自動的にリボ払いに設定する欄があります。ここで自動リボ払いを設定すると毎月金利手数料がかかり続けるので注意しましょう。
また、ごく一部ですが自動リボ払い専用カードもあります。

延滞損害金

延滞損害金は、カード利用代金の支払期日をすぎると1日単位で発生する手数料です。

毎月の支払期日に利用代金を支払っていれば、延滞損害金を支払う必要はありません。万が一支払期日をすぎてしまったときは、1日でも早く代金を支払い延滞損害金の金額を抑えましょう

キャッシング金利手数料

クレジットカードは買い物をする「ショッピング」の機能だけでなく、ATMなどから現金を借りる「キャッシング」機能もあります。

キャッシングの機能を利用すると、先ほど説明した分割払いやリボ払いと同じように金利手数料が発生します。キャッシングの金利手数料も、分割払いやリボ払いと同水準の高額なので利用しないことをおすすめします。

なお、キャッシングを利用する方法は以下2つです。

キャッシング機能の利用方法

  • ATMを操作して現金を借り入れ
  • カード会員専用サイトから操作して指定口座に振り込み

キャッシング手数料は、上記のような操作を自分から行わない限り発生しません。

海外ATM利用手数料

クレジットカードのキャッシング機能は、国内だけでなく海外でも利用できます
海外では日本のキャッシュカードがほとんど使えません。そのため、クレジットカードでのキャッシングは現金を引き出すための有効な方法になります。

海外でのキャッシングは、先ほど説明した金利手数料に加えて海外ATM利用手数料もかかります。

クレジットカードの種類によっては、海外ATM利用手数料がかからないものもあります。

海外ATM利用手数料は、当然ですが海外へ行ってATMにクレジットカードを差し込んで現金を引き出さない限りは絶対に発生しません。

年会費無料カードもたくさん発行されている

クレジットカードの年会費は、カードをただ持っているだけで発生します。

ただ、クレジットカードの中には年会費が完全に無料のものも多く発行されています。そのため、年会費を支払うことに抵抗がある方は年会費無料カードを持つことをおすすめします。

年会費無料カードをここまで説明した手数料が発生しないように利用すれば、一切の費用をかけずにカードが使えます。

クレジットカードでも現金でも買い物代金は同じ

クレジットカードでの買い物は、現金とまったく同じ値段です。クレジットカードを使ったからと言って手数料が上乗せされることはありません。

3.紛失・不正利用が怖い

クレジットカードを使わない・持たない理由の3つ目は、紛失・不正利用が怖いことです。

クレジットカードで買い物するときは、基本的に4ケタの暗証番号やパスワードの入力が必要です。以下の場合など、カード本体さえあれば支払いができる場面があります。

カード本体さえあれば買い物ができる場面

  • コンビニで1万円以下の買い物をするとき
  • サイトによってはインターネットでの買い物

そのため、クレジットカードを入れた財布が紛失・盗難に遭うと、第三者に悪用される危険があります。
そして悪用された代金は、自分が使っていないにも関わらず支払わなければならないと考える方が多くいらっしゃいます。

クレジットカードの紛失・盗難は、カード会社に連絡すればすぐに利用できなくなります。そして、以前とは別のカード番号で新しいカードが発行されるしくみです。

万が一カードの紛失・盗難に遭ったことに気づかず第三者に悪用されたとしても、被害額はカード会社が全額補償してくれます。

つまり、自分がクレジットカードを使っていない代金は支払う必要がないということです。

クレジットカード保有率は9割以上

株式会社ジェーシービーによる「クレジットカードに関する総合調査」(2019年度)によると、クレジットカード保有率は85%です。
つまり、6人いれば5人はクレジットカードを持っているということ。

ここからは、クレジットカードを使わない、持たないことによるデメリットを説明します。

クレジットカードを使わないことによる6つのデメリット

クレジットカードを使わないことによるデメリットとして、以下の6つが挙げられます。

クレジットカードを使わないデメリット6つ

  • ネットショッピングが利用できないことがある
  • ポイント・マイルで節約できない
  • 現金を引き出す手数料・手間がかかる
  • お金の使い道を振り返るのが難しい
  • 本当に必要なものが買えないことがある
  • 海外旅行で不便

上記7つのデメリットについて、ここから詳しく説明します。

1.ネットでの買い物が不便

1つ目のデメリットは、ネットショッピングが利用できない場面があることです。

Amazonや楽天市場などの大手ショッピングサイトなら、クレジットカードだけでなく電子マネーや代金引換、銀行振込など豊富な支払い方法が選べます。
しかし、ショップによってはクレジットカード決済のみの対応であることも珍しくありません。

また、コンビニ払いで支払えるサイトもありますが、いちいちコンビニに行って支払いをする手間や、決済手数料がかかることもあり、不便ではないでしょうか。

2.ポイント・マイルで節約できない

2つ目のデメリットは、ポイント・マイルで節約できないことです。

現金払いや銀行振込だと、ポイントのように還元が受けられることはありません。むしろ、銀行振込だと振込手数料のようなコストがかかることも。

スマホ決済やプリペイドカード、デビットカードといった支払い方法でも利用代金に応じて還元が受けられます。
しかし、これらはクレジットカードのポイント・マイルとくらべると還元率が低いのが現状です。

現状では、クレジットカード決済がもっともポイントやマイルによる節約効果が高い支払い方法だと言えます。

3.現金を引き出す手数料・手間がかかる

3つ目のデメリットは、現金を引き出す手数料や手間がかかることです。
財布に入っている現金が減れば、銀行やATMで現金を引き出して補充する必要があります。しかも、現金の引き出しは曜日や時間帯、ATMの種類によっては数百円程度の手数料が必要です。

また、現金を引き出すためにATMがある場所まで足を運ぶ時間と労力が必要です。

クレジットカードを持っているからと言って、現金を引き出す必要がまったくなくなるわけではありません。しかし、ATMの手数料や足を運ぶ労力を少なくできます。

4.お金の使い道を振り返るのが難しい

クレジットカードはお金を使ったという感覚があまりないのでつい使いすぎてしまいますよね。
しかし、そのような使いすぎ防止のために多くのクレジットカード会社はアプリや会員ページを用意してくれていて、ログインすれば明細や利用可能限度額などのカード情報を気軽に確認することが出来ます

現金で支払うと、場合によってはレシートがもらえなかったり、レシートを失くしてしまうと自分がどれだけの金額を何に使ったのかが分からなくなってしまいます。

このように、自分が何にどれだけ使っているのかきちんとお金を管理するには現金での支払いよりもクレジットカードでの支払いが便利なのです。

5.高額の現金を持ち歩くのはリスクが高い

4つ目のデメリットは、高額の現金を持ち歩く必要があり、もしも財布をなくしたら現金は返ってこないことです。
もし財布を置き忘れたり紛失してしまった場合、警察に届け出たとしても手元に返って来る可能性は低いでしょう
※持ち物の紛失・盗難が補償される保険もありますが、現金は対象外であることがほとんどです。

また、高額の現金は財布に入れるとしても、パンパンになってしまい見栄えが悪いです。

一方クレジットカードは、もし紛失してもカードを再発行すれば良いだけなので、金銭的な被害はありません。
万が一誰かにクレジットカードを拾われて不正利用されたとしても、被害金額は全額カード会社が補償してくれますし、早く気付いた場合は利用停止の手続きを行えば大丈夫です。

6.海外旅行で不便

5つ目のデメリットは、海外旅行で不便だということです。

海外だとクレジットカードを持っていれば便利どころか、むしろ必要な場面があります。
そのため、旅行先の国・地域によってはクレジットカードは必須だと言えます。
海外旅行でクレジットカードを持っていないと、以下のような不都合が起こります。

上記3つについて、ここから説明します。

現金が引き出せない

海外旅行中に大きな問題となるのが、現金をどうやって調達するかです。
海外では、日本の銀行のキャッシュカードが使えないことがほとんど。そのため、前もって用意した日本円がなくなると、現地で現金を補充することは不可能です。

クレジットカードがあると海外での買い物に使えるだけでなく、ATMで現金を引き出すことができます。

日本のクレジットカードは海外ATMでも使える

日本の銀行のキャッシュカードは海外ATMではほぼ使えません。しかし、日本のクレジットカードは海外のATMにも対応しています。

ホテル・レンタカーの利用を断られる

現地ホテルやレンタカーを公式サイトや現地で直接予約する場合、現地で利用を断られる可能性があります。

ホテルやレンタカーは、公式サイトから予約し現地で支払いをすることが多くあります。
その支払いが、クレジットカードのみ対応で現金だと受け付けてくれない場面があるのです。
もしクレジットカードを持っていなければ、支払いができないのでキャンセルせざるを得ません。

特にレンタカーは現地に着いてから予約することもあるので、利用を断られるとかなり不便です。

旅行代理店のパッケージツアーのように、出発前に航空便やホテル、レンタカー、レストランなど、すべての予約を済ませる旅行ならクレジットカードがなくても利用を断られることはありません。

「クレジットカードを持てない」と誤解される

必要性を感じないものを無理に使う必要はありません。
ただ、現金主義の方であっても、クレジットカードは持っておくことをおすすめします。
その理由は、社会的にクレジットカードを「持つことが出来ない」と誤解される恐れがあるからです。

クレジットカードを持てない理由として、以下4つが代表的です。

上記のようなクレジットカードを持てない人だと誤解されると、仕事や人間関係でマイナスとなる可能性があります。
ですから、クレジットカードを使うつもりがなかったとしても、申し込んで持っておくことをおすすめします。

ここから、上記4つのクレジットカードを持てない理由を説明します。

1.無職

クレジットカードは利用代金を翌月などにまとめて支払う後払いです。クレジットカード会社は無職で収入がない人にカードを発行してしまうと、利用代金を回収できない可能性が高くなります。
そのため、無職の人はクレジットカードを持てません

一般的に「無職」と言われる方であっても、以下の方なら多くの場合クレジットカードが発行されます。

  • 学生
  • 専業主婦(主夫)
  • 年金生活者

学生や専業主婦(主夫)なら親や配偶者に支払い能力がありますし、年金で生活されている方なら無職でも年金でカード利用代金を支払えるからです。

2.過去に債務整理をしている

債務整理とは、抱えている借金を減らしたりなくしたりできる法律上の制度で、主に以下の3つがあります。

債務整理の種類

  • 任意整理
  • 民事再生(個人再生)
  • 自己破産

債務整理は借金で困っている人を救済するための措置です。ただ、合法ではあるものの借金の一部・全部を返済していません
そのため、債務整理を行ってから5〜10年の間はクレジットカードやローンの契約ができないなどの制限を受けます。

債務整理を行ってから5〜10年が経過するまでの人のことを、一般的に「ブラック」と呼びます。

そのため、クレジットカードを持っていないと過去に債務整理を行ったブラックの人だと誤解される危険性があります。

3.カードやローンの延滞が多い

延滞とは、クレジットカードの利用代金やローンの返済を支払期日から約2か月以上支払わないことです。
ある程度の収入があり債務整理の経験がなかったとしても、クレジットカードやローンの延滞が多いとクレジットカードは持てません。
持っているクレジットカードや契約しているローンは強制的に退会させられ、新たにクレジットカードを持つことは不可能です。

そのため、現金主義でクレジットカードを持っていないだけだったとしても、お金の支払い期日を守らない人だと誤解される恐れがあるわけです。

4.反社会勢力

暴力団やそれに準ずる組織に所属する人は、金融庁の通達によりクレジットカードが発行されません

そのため、業種によってはクレジットカードを持っていないと反社会勢力の人間だと誤解される恐れがあります。

クレジットカードを持っていると住宅ローンなどで不利になる?

また、クレジットカードを持っていないことによるデメリットは、上記のような誤解を持たれるだけではありません。
住宅ローンや自動車ローンを契約しようとしたとき、クレジットカードを持っていないと審査で不利になります。

住宅ローンや自動車ローンに申し込んだとき、主に以下の内容が審査されます。

ローンで審査される内容

  • 職業
  • 勤務年数
  • 他社での借り入れ状況
  • 過去のクレジットカード・ローンの返済状況

ここで問題となるのが、過去のクレジットカード・ローンの返済状況です。
今までクレジットカードを使ったことがないと、毎月の支払期日にきちんとお金を支払う人なのかどうか?金融機関は判断できません。そのため、住宅ローンや自動車ローンで不利になってしまうのです。

過去にクレジットカードやローンを契約した履歴がまったくない人を「スーパーホワイト」と呼びます。
金融機関は、社会人ならクレジットカードやローンを契約した経験があるのが一般的だという考えです。
そのため、スーパーホワイトはローン審査で不利に働きます。

スーパーホワイトだと住宅ローンや自動車ローンが絶対に契約できないわけではありません。ただ、契約できない可能性は上がってしまいます

そのため、将来住宅ローンや自動車ローンを活用したいと考えているなら、今からクレジットカードを作ることによって審査を有利にできます。

クレジットカードの選び方

ここまでの内容で以下のように感じた方のために、クレジットカードの選び方を説明します。

クレジットカードを選ぶポイントはたくさんあります。ただ、これから初めてクレジットカードを持とうと考えている方が重視すべきポイントは、以下の3つです。

初めてのクレジットカードを選ぶポイント3つ

  • 年会費
  • 還元率
  • 国際ブランド

上記3つについて、ここから説明します。

1.年会費

初めてのクレジットカードを選ぶ1つ目のポイントは、年会費です。
年会費は、クレジットカードをただ持っているだけでかかるコスト。そのため、クレジットカードを持っておきたいだけの方にとっては不要なコストです。

また、クレジットカードを使いたい方にとっても、まず始めは年会費無料のものでクレジットカードに慣れることをおすすめします。
クレジットカードの中には年会費がかかる代わりにさまざまな旅行サービスが利用できるものも。

ただ、そういったカードは今後クレジットカードを使う中で必要性を感じた場面で申し込むことをおすすめします。

2.還元率

初めてのクレジットカードを選ぶ2つ目のポイントは、還元率です。

還元率とは、クレジットカードの利用代金に対していくら分がポイントとして還元されるかを表した数字のこと。
たとえば1,000円のカード利用で5円分のポイントが貯まるクレジットカードは、還元率0.5%です。
なお、クレジットカード全体でいうと還元率0.5%が平均的です。

もしも今後クレジットカードを使っていこうと考えているなら、還元率1%以上のカードがおすすめです。
還元率1%ということは、平均的なクレジットカードの2倍のポイントが貯まります。つまり、節約効果が高いということ。

せっかくクレジットカードを使うなら、還元率が1%など高いものをおすすめします。

3.国際ブランド

初めてのクレジットカードを選ぶ3つ目のポイントは、国際ブランドです。
国際ブランドとはクレジットカードの決済会社のことで、日本では以下5つが主流です。

クレジットカードの5大国際ブランド

  • VISA(ビザ)
  • MasterCard(マスターカード)
  • JCB(ジェーシービー)
  • American Express(アメリカン・エキスプレス)
  • Diners Club(ダイナースクラブ)

国際ブランドはクレジットカード券面の右下にマークが書かれていて、使えるお店やサイトが異なります。
そのため、クレジットカードが使えるお店・サイトであっても以下のようなことが起こるわけです。

5大国際ブランドはそれぞれに特徴やメリット・デメリットがありますが、初めて持つクレジットカードならVISAをおすすめします。
その理由は、VISAは世界でもっとも加盟店が多い国際ブランドだからです。つまり、世界でもっとも使えるお店・サイトが多い国際ブランドだと言えます。

結論:クレジットカードは持った方がいい

ここまで説明したように、クレジットカードを使わない・持たないデメリットは数多くあります。
現金主義でクレジットカードを使いたくない人でも、社会的信用を失なわないためにクレジットカードに申し込み、持っておくことだけはおすすめします。

では具体的にどのようなクレジットカードに申し込めばよいのか?ここから紹介します。

JCB CARD W

JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)は、大手クレジットカード会社であるジェーシービーが発行しているクレジットカードです。
ポイント還元率が1%と高く、普段使いに適しています。
また年会費は完全に無料なので、まったくカードを使わなかったとしても一切コストがかかりません。

ただ、このカードに申し込めるのは39歳までという年齢制限があります。
そのため、40歳以上の方は以下で紹介するカードに申し込むことをおすすめします。

39歳をすぎても引き続き使える

39歳までに申し込んで発行されれば、40歳以上になっても引き続きカードを使えます。年齢制限があるのは申込時のみです。

年会費 無料
ポイント還元率 1%〜
ポイント名 Oki Dokiポイント
国際ブランド JCB
電子マネー QUICPay
付帯サービス 「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でポイント2倍〜、東京ディズニーリゾート(R)関連のイベント招待、JCBトッピング保険、最高2,000万円の海外旅行傷害保険

ACマスターカード

ACマスターカード
引用元
アコムHP

ACマスターカードは、全国の自動契約機「むじんくん」で最短20分で発行されるクレジットカードです。そのため、急ぎでクレジットカードが欲しい方におすすめできます。
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

年会費無料で、カード利用代金に応じて請求金額から自動的にキャッシュバックされます。
国際ブランドも世界中で使えるマスターカードなので、どこでも不便なく利用できるのがメリットです。

年会費 無料
ポイント還元率 0.25%
ポイント名 なし(自動キャッシュバック)
国際ブランド MasterCard
電子マネー なし
付帯サービス 全国の自動契約機「むじんくん」で最短即日発行

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、以下3つが1枚になった多機能カードです。

そのため財布に入れるカードの枚数を減らすことができます。
また、イオングループでの買い物に使うと利用代金の1%以上がWAONポイントとして還元されるのが大きな特徴。年会費無料なので余計なコストがかからず、大手であるイオンが発行しているカードなので安心して利用できます。
なお、このカードはイオン銀行の口座が必須ですが、カードと合わせてイオン銀行の口座開設も申し込めます。

年会費 無料
ポイント還元率 0.5%〜
ポイント名 WAON POINT
国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
電子マネー WAON
付帯サービス 全国のイオングループで割引・ポイントの優待、イオンシネマの料金がいつでも300円割引

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は、カード券面の表裏どちらにもカード番号や氏名といったカード情報が書かれていないクレジットカードです。
そのため、万が一カードが紛失・盗難の被害に遭ったとしても、不正利用される可能性が低くなっています。クレジットカードの不正利用が特に心配な方におすすめです。
また、年会費無料である上コンビニやマクドナルドで利用すると最大5%がポイント還元される、お得なカードでもあります。

年会費 無料
ポイント還元率 0.5%〜5%
ポイント名 Vポイント
国際ブランド VISA・MasterCard
電子マネー iD
付帯サービス 選べる保険(旅行傷害保険、個人賠償責任保険、入院保険(交通事故限定)、携行品損害保険)

楽天カード

楽天カードスクショ

楽天カードは、10年以上連続で顧客満足度No.1に選ばれているクレジットカードです。
楽天サービスの支払いに利用すれば、ポイントがザクザク貯まります。

また、どこで使っても買い物代金の1%という多くのポイントが貯まり、貯めた楽天ポイントは街中のガソリンスタンドや飲食店でも利用可能
楽天サービスを利用しない方であっても、お得に活用できます。

このカードも年会費無料なので、初めてのクレジットカードに最適です。

年会費 無料
ポイント還元率 1%〜
ポイント名 楽天ポイント
国際ブランド VISA・MasterCard・JCB・American Express
電子マネー 楽天Pay
付帯サービス 楽天サービスでの利用でポイント還元率アップ
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グループ会社 デジマティクス株式会社 (Digimatics Inc.)
グループ会社URL https://digimatics.jp/
適格請求書事業者登録番号 T1030001144890

また、クレジットカードに関する正確な情報を提供するため、記事内の情報は以下の公的機関等を参照しています。
公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会一般社団法人クレジットカードアドバイザー協会日本カード情報セキュリティ協議会特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会一般社団法人日本資金決済業協会一般社団法人日本クレジット協会電子決済等代行事業者協会日本クレジットカード協会
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