絶対審査が通るクレジットカードはある?おすすめカード5選を紹介

最終更新日:2024年05月18日

絶対審査が通るクレジットカードはある?おすすめカード5選を紹介

クレジットカードを手に入れるためには、必ず審査を通過する必要があります

しかし、場合によっては審査落ちしてしまい、クレジットカードが発行されないことも…。

以下のような方の中には、必ず審査が通るクレジットカードに申し込みたいと考える方もいらっしゃいます。

この記事ではそんな不安を抱えた人におすすめのクレジットカードを紹介しています。

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必ず審査が通るクレジットカードは存在しない

結論から言うと、残念ながら必ず審査が通るクレジットカードは存在しません
クレジットカードはカード会社が審査を行った上で、申込者が利用代金を支払える金額に見合った利用限度額を設定しなければならないからです。

カード会社は、申込者一人ひとりがカード利用代金を支払える金額を調査しなければならないと、以下のように法律で決められています

(個別支払可能見込額の調査)

第三十五条の三の三 個別信用購入あつせん業者は、個別信用購入あつせんに係る購入又は受領の方法により購入される商品若しくは指定権利の代金又は受領される役務の対価に相当する額の受領に係る契約(以下「個別信用購入あつせん関係受領契約」という。)を締結しようとする場合には、その契約の締結に先立つて、経済産業省令・内閣府令で定めるところにより、年収、預貯金、信用購入あつせんに係る債務の支払の状況、借入れの状況その他の当該購入者又は当該役務の提供を受ける者の個別支払可能見込額を算定するために必要な事項として経済産業省令・内閣府令で定めるものを調査しなければならない。

引用:割賦販売法(昭和36年法律第159号)

審査の結果、カード会社が利用代金を支払うことができないと判断すれば、クレジットカードを発行することができません。

そのため、必ず審査が通るクレジットカードは存在しません。
もし必ず審査が通ると公表しているカード会社があれば、違法行為ということになります。

審査が不安な人におすすめのクレジットカードの特徴3つ

ここまで説明したように、必ず審査が通るクレジットカードは存在しません。
しかし、カード会社によって、また同じカード会社であってもカードの種類によって審査難易度が異なるのは事実です。

必ず審査が通るわけではないものの、審査が不安な人におすすめのクレジットカードの特徴について説明します。

年会費が無料のカード

カード会社は年会費無料のカードを発行することによって、できるだけ多くの人にカードを使って欲しいと考えています。
多くの人にカードを使って欲しいと考えているカードなら、カード会社は審査を甘くして多くの人に発行することが予想できるのです。
このことから、年会費無料カードは審査が甘いと推測できます。
また、年会費有料カードであっても年会費の金額が少ないほど、審査難易度が下がると考えられます。

発行元が消費者金融系や流通系

クレジットカードの発行会社は、以下4つに分類することができます。

分類 発行会社の業態・具体例
銀行系 主に銀行のグループ会社
(みずほ、三菱UFJ、三井住友など)
信販系 ローンを取り扱う信販会社
(オリックス、JCB、オリコ、ニコスなど)
流通系 小売業者やそのグループ会社
(イオン、楽天、エポス、セゾンなど)
消費者金融系 消費者金融会社
(アコム、アイフル、レイク、プロミスなど)

上記の表は1番上の銀行系がもっとも審査が厳しく、表の下に移動するにつれて審査が甘くなる傾向にあります。

中でも注目すべきなのは、流通系クレジットカードです。
流通系クレジットカードは、スーパーや総合通販サイトに関連するカード会社が発行しています。
そのため学生や専業主婦、フリーターなど、収入面で社会的信用が低いとされる方へのカード発行に積極的です。

流通系カードとしてはイオンカードや楽天カードなどが代表的です。
イオンカードならイオングループで、楽天カードなら楽天グループで割引やポイント付与の優待特典が受けられます。
このように流通系カードは、審査が甘いことに加えて特定のお店・インターネットサイトでの買い物での優待が受けられるのがメリットです。

そして過去に審査落ちしているなどの理由で、少しでも審査難易度が低いクレジットカードに申し込みたい方には、消費者金融系がおすすめです。
消費者金融系とは、消費者金融会社が発行しているカードのことです。
消費者金融会社は、通常のクレジットカード会社とは異なる審査基準を採用しています。
そのため、一般的なクレジットカードに審査落ちした方であっても、消費者金融系カードなら発行される可能性が十分にあります。

このように、クレジットカードの発行会社の業態によっても、審査難易度は変わります。

審査スピードが早い

クレジットカードの審査は、多くの場合3日から1週間程度の期間がかかります。

しかし、中には申し込みから最短60秒や5分などの短時間で審査結果がわかるクレジットカードもあります。
最短で審査結果がわかる理由は、コンピュータによる自動審査のみでカードを発行すべきかどうかを判定しているからです。

多くのクレジットカード会社は、コンピュータによる自動審査の後で、担当者による手動の審査も行います。
そして担当者がカード発行しても問題ないと判断すれば、審査通過となりカードが発行されるしくみです。

コンピュータによる自動審査のみで審査結果が判定されるということは、それだけ審査される項目が少なく、審査の基準も単純だと推測できます。そのため、審査スピードが短いクレジットカードほど審査が甘いと考えることができます。

ただ、審査スピードが60秒や5分のように早いクレジットカードであっても、審査結果がわかるまでに数日かかる場合もあります。
カード会社が公表している審査スピードはあくまで「最短」のスピードだからです。

コンピュータによる自動審査のみで判定することが難しい場合、担当者による手動審査が行われるため審査にかかる時間は長引きます
そうは言っても、自動審査のみでカード発行される可能性があることを考えると、クレジットカード全体で見れば審査は甘いと言えます。

審査が不安な人向けのおすすめクレジットカード5選

ここまでの内容を踏まえ、審査が不安な人におすすめできるクレジットカードを5種類紹介します。

Tカード プラス(SMBCモビット next)

年会費 無料
ポイント還元率 0.5%
ポイント名 Tポイント
国際ブランド MasterCard
電子マネー Tマネー
付帯サービス モビットカードローン機能・Tカード機能搭載

Tカードプラス(SMBCモビット next)は、消費者金融会社であるモビットが発行しているカード。以下3つの機能を1枚のカードに搭載しています。

モビットが発行していることからもわかるように、このカードは消費者金融系です。そのため、審査が不安な方でも安心して申し込むことができます

消費者金融系カードは、通常のクレジットカードとは異なる審査基準であるため、過去にクレジットカードに審査落ちした方でも発行される可能性が十分にあるのが大きな特徴です。

カード利用200円につきTポイント1ポイントが貯まり、貯まったTポイントは1ポイント=1円としてコンビニやガソリンスタンドなどで利用できます。カードにTポイントカードの機能を搭載しているので、お店での支払いにTポイントを使うときも手軽なのがメリットです。

ただ、Tカードプラス(SMBCモビット next)に申し込める年齢は満20歳以上であることに注意が必要です。クレジットカードの中には、満18歳以上の方が申し込めるものがたくさんあります。ところがこのカードは、10代の方は申し込みができません。

その理由は、Tカードプラス(SMBCモビット next)で利用できるカードローンに申し込める年齢が満20歳以上だからです。そのため、18歳・19歳の方は以下で紹介するほかのカードに申し込むことをおすすめします。

ACマスターカード

年会費 無料
ポイント還元率 0.25%
ポイント名 なし(自動キャッシュバック)
国際ブランド MasterCard
電子マネー なし
付帯サービス 紛失盗難補償

ACマスターカードは、先ほど紹介したTカードプラス(SMBCモビット next)と同様、消費者金融系のクレジットカードです。消費者金融会社として有名なアコムが発行しており、クレジットカードとカードローンが一体となっています。

ACマスターカードの審査基準も、通常のクレジットカードと異なるのが大きな特徴です。ACマスターカードがTカードプラス(SMBCモビット next)よりも優れているのは、券面デザインを見ただけではアコムのクレジットカードだとわからないこと。

お店の会計で、会社の同僚や友人の前でACマスターカードを取り出しても、お金に困ってアコムを利用していると誤解されることはまずありません。

カード利用金額の0.25%が請求金額から差し引かれるため、ポイント交換の手間がないのもメリットです。ただ、多くのクレジットカードがポイント還元率0.5%以上であることを考えると、還元率は低いと言えます。

そのため、クレジットカードのポイントやキャッシュバックで節約したいという方には、ACマスターカードは適していません。

ライフカード

年会費 無料
ポイント還元率 0.5%
ポイント名 LIFEサンクスポイント
国際ブランド Visa、MasterCard、JCB
電子マネー なし
付帯サービス 誕生月ポイント3倍、カード会員保障制度、海外アシスタンスサービス

ライフカードは、大手消費者金融会社であるアイフルの子会社であるライフカード株式会社が発行しているクレジットカードです。消費者金融会社独自の審査基準なので審査に不安がある方に適しています。

ライフカードは知名度が高いクレジットカードですが、消費者金融であるアイフルが関わっていることはあまり知られていません。そのため、消費者金融系のクレジットカードを持つことに抵抗がある方にもおすすめです。

ライフカードの申し込み資格は、以下のように決められています。

日本国内にお住まいの18歳以上(但し高校生を除く)で、電話連絡が可能な方。

引用:ライフカード公式サイト

18歳以上の人なら、アルバイトをしていない無収入の学生であっても申し込み可能です。また職業の条件は決められていないので、パート・アルバイト収入のみの方や専業主婦、年金生活者も審査に通過できる可能性があります

ライフカードはポイント還元率0.5%と、クレジットカード全体でみると平均的です。しかし、毎年の誕生月はポイント3倍となる特典があるので、誕生月の専用カードとしても適しています。

イオンカードセレクト

年会費 無料
ポイント還元率 0.5%〜
ポイント名 WAON POINT
国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
電子マネー WAON
付帯サービス 全国のイオングループで割引・ポイントの優待、イオンシネマの料金がいつでも300円割引

イオンカードセレクトは、以下3つの機能が1枚になった多機能カードです。

イオンカードセレクトは、イオングループであるイオン銀行が発行している流通系クレジットカードなので、クレジットカードの審査に不安がある方におすすめです。

イオンカードセレクトは、全国のイオングループで毎月20日・30日に開催される「お客さま感謝デー」で5%OFF、お客さま感謝デー以外でもイオングループでの買い物に使うといつでもポイント2倍と、イオングループの買い物がお得になります。

またイオングループを中心に利用できる電子マネーWAONの機能を搭載している上、オートチャージにも対応。1枚のカードでクレジットカード払いと電子マネー払いを使い分けられます。

イオンカードセレクトを持つには、利用代金の引き落とし口座をイオン銀行に設定することが条件。そのため、イオン銀行の口座が必須です。ただし、現在イオン銀行の口座を持っていない方は、イオンカードセレクトと合わせてイオン銀行の口座開設も申し込みできます

JCB カード W

年会費 無料
ポイント還元率 1%
ポイント名 Oki Dokiポイント
国際ブランド JCB
電子マネー QUICPay
付帯サービス JCBが提携する「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でポイント2倍〜、東京ディズニーリゾート(R)関連のイベント招待など、JCBトッピング保険、最高2,000万円の海外旅行傷害保険

JCB カード Wは、大手クレジットカード会社であるジェーシービーが発行している若者向けクレジットカードです。

ジェーシービーのクレジットカードは、通常だと審査難易度が高いと言われています。しかし、JCB カード Wは18歳から39歳までが申し込める若者向けカード。入会資格も以下のとおりです。

18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。

引用:JCB カード W公式サイト

18歳以上の社会人の方だと「安定継続収入」が求められますが、学生だと収入の条件はありません。このことから、JCB カード Wは大手クレジットカード会社が発行しているにも関わらず、審査難易度は比較的低いと推測できます

JCB カード Wは、どこで使ってもポイント還元率1%と、一般的なクレジットカードの2倍のポイントが貯まるのが特徴です。そのため、日常生活の支出をポイントにより節約できます。

しかも、スターバックスやセブン-イレブン、Amazonなど、ジェーシービーが提携しているお店やサイトで利用すると通常よりもポイント還元率がアップする特典も。

また女性向けのJCB カード W plus Lなら、不空の券面デザインが選択できたりプレゼント企画への参加、お手頃価格で女性特有の疾病に備えた保険に加入できるなど、特典が充実します。

なお、JCB カード Wは申し込みができる年齢は39歳までです。しかし、40歳になったらカードが使えなくなるわけではありません。39歳までにカードが発行されれば、自分からカードを解約しない限りはいつまでもカードを使い続けることができます

クレジットカードの審査基準 重要なポイントは5つ

ここまで説明したように、クレジットカードの種類によって審査難易度は異なります。では、審査が甘いクレジットカードは、具体的にどのように審査が甘いのか? クレジットカードの審査基準とともに説明します。

1.カード利用代金を支払えるだけの収入が必要

クレジットカードの審査では収入が審査されます。クレジットカードの利用代金は後払いです。そのため、カード会社は収入がない人にカードを発行すると、利用代金を回収できない可能性があります。

そのため、クレジットカードの審査に通過する上で収入があることは必須です。また、クレジットカードの利用代金は多くの場合毎月継続して発生します。そのため、一時的な収入ではなく継続しての安定した収入が必要です。

公務員・正社員はもっとも審査で有利な職業

クレジットカードの審査では公務員や会社員、それも正社員がもっとも有利になります。会社員の方は、勤務している会社の規模や設立からの年数も審査結果に影響します。

公務員や大企業の会社員であれば、倒産や解雇により収入がなくなるリスクが低くなります。そのため、もっとも安定継続収入が得られると判断されるのです。

パート・アルバイトはカードによっては審査落ちする

そして派遣社員やパート、アルバイト、年金生活者だと、カードの種類によっては勤務・収入形態が理由で審査落ちするケースもあります。一部のゴールドカードやプラチナカードの中には、入会資格でパート・アルバイトの方は申し込みできないと明記されているものもあるほどです。

そのため、派遣社員やパート、アルバイト、年金生活者の方は、カードの入会資格を十分確認する必要があります。

無職でも学生・専業主婦なら審査通過できる場合がある

先ほども説明したように、基本的には無職・無収入の方はクレジットカードに審査落ちします。ただ、学生と専業主婦の方に限っては、パートやアルバイトをしておらず完全に無収入だったとしても、カードの種類によっては発行されます

学生や専業主婦の方が無収入でも審査に通過できる理由は、誰かの支援を受けて生活していることが明らかだからです。学生の方なら、多くの場合親などが学費や生活費を支援しています。そして専業主婦の方は、配偶者の方の収入で生活していることがほとんどです。

ただ、学生や専業主婦の方は、どのようなクレジットカードに申し込んでも審査に通過できるわけではありません。カードの入会資格を確認してから申し込みましょう。

2.他社カード・ローンの延滞や滞納

収入や勤務形態の条件を満たしていたとしても、現在持っているクレジットカードやカードローンの延滞や滞納があれば、審査に悪影響を及ぼします。また、現在は延滞がなかったとしても、過去に延滞をした経験があれば審査落ちの可能性が出てきます。

クレジットカードの審査では、信用情報機関が保管している信用情報が必ず照会されます。信用情報機関とは、すべてのクレジットカードやローンに関する以下の信用情報を保管している機関のことです。

信用情報機関は日本に3つあり、お互いに情報を共有しています。

クレジットカードの審査では、カード会社は必ず信用情報機関の情報を確認しなければならないと法律で決められています。そのため、申し込んだクレジットカード会社とは異なるカード会社やローン会社で延滞や滞納があると必ず知られてしまうわけです。

なお、信用情報には過去2年分の支払い・延滞状況と過去5〜10年分の破産、任意整理といった滞納(金融事故)の履歴が保存されます。

現在や過去にクレジットカードの利用代金やローンの返済で延滞した履歴があれば、カード会社としては自社のカードの利用代金も延滞されてしまうのではないか? 警戒します。

具体的にどれだけの回数の延滞があると審査落ちするのかはカード会社の判断です。カード会社、また同じカード会社であってもカードの種類により判断の厳しさが変わります

また、破産や任意整理といった金融事故の履歴があると、ほぼすべてのクレジットカードに審査落ちします。金融事故の履歴がある状態でクレジットカードを持つのは不可能なので、5〜10年待って履歴が消えるのを待つしかありません。

3.過去6か月間の申込状況

過去6か月間に他社カードに審査落ちしていたり、複数のクレジットカードに申し込んでいると審査に悪影響があります。

カード会社が審査で信用情報を照会したとき、過去6か月間の他社カード・ローンの申込状況を知ることが可能です。そのとき、過去6か月間に他社クレジットカードやローンに審査落ちしていると、審査で不利になってしまいます。

過去6か月間で審査落ちした経験がなくても、複数のクレジットカードに申し込み取得していると、自社が発行したクレジットカードの利用代金を負担する支払い能力がないのではないか? と厳しく審査されます。

なお、過去6か月間に多くのクレジットカードに申し込んでいることは「多重申込(たじゅうもうしこみ)」といいます。

ただ、カードの審査難易度によっては、過去6か月間に他社で審査落ちしていても審査に通過できることもあります。また、具体的に過去6か月間で何枚以上のカードに申し込むと多重申し込みになるのかは、明確な数字はありません。カードの審査難易度により異なります。

過去6か月間にクレジットカードやカードローンに申し込んだ経験がある方で審査に不安があるなら、6か月待って信用情報から申し込み履歴が消えてから新たなクレジットカードに申し込むようにしましょう。

4.他社カード・ローンの保有状況も審査に影響する

過去6か月間で複数のカードに申し込んでいなかったとしても、すでに持っているクレジットカードや契約しているローンの件数や金額が多ければ多いほど、クレジットカードの審査は不利になります。

契約しているクレジットカードやローンの件数が多いと、1件あたりのクレジットカードやローンの支払い能力が低くなるからです。同じ年収でも、契約しているクレジットカードやローンの件数が少ない方が、負担が少なくなります。

このことから、すでに契約しているクレジットカードやローンの件数や利用限度額が多ければ、審査で不利になります。そのため、もし利用していないクレジットカードやカードローンがあるなら、審査を有利にするためにも解約することをおすすめします。

5.申し込み内容が事実かどうか確認される

クレジットカードの申し込みでは、住所や氏名、生年月日、勤務先などの情報が事実かどうかも重要です。住所や氏名が事実と異なると、クレジットカード本体を自宅に郵送で届けることができません

また、勤務先が事実と異なると、カード利用代金を支払う能力がない可能性もあります。そして何より、カード会社は申し込み時に事実と異なる情報を入力する人は信用できないと考えます。

住所や氏名、勤務先などの情報は、カード申し込み時に提出する本人確認書類に加えて信用情報でも確認できます。信用情報を照会すれば過去のクレジットカードやローンの申し込み時に入力した勤務先が確認できるのです。

もしも過去と現在とで勤務先が異なる場合、本当にその勤務先に在籍しているのか? 電話などで確認が行われます。

万が一カード会社に申し込み内容が事実と異なると判断されてしまうと、審査落ちすることは言うまでもありません。その上、そのカード会社では今後2度とカードが発行されない可能性もあります

審査なしで持てるクレジットカードの代わりとなるもの3つ

冒頭でも説明したとおり、必ず審査が通るクレジットカードは存在しません。ただ、審査なしで持つことができ、クレジットカードとほぼ同じ感覚で使えるものがあります。ここからはクレジットカードの代わりとなるものについて説明します。

クレジットカードの家族カードは審査なし

クレジットカードは、自身で申し込むと必ず審査が行われます。しかし、家族カードだと審査なしで発行されます

家族カードとは、すでにクレジットカードを持っている方のご家族に発行されるカードのことです。家族カードは通常のクレジットカードとほぼ同じように利用できます。お店やインターネットでの買い物に使えるだけでなく、付帯サービスも利用可能です。

家族カードは本カードとほぼ同じように利用できるにも関わらず、年会費が低いのがメリットです。そのためすでにご家族の方がクレジットカードを持っているなら、審査なしで持てるだけでなく年会費の負担を抑えることができます。

家族カードは本カードに紐付けられているので、利用代金は本カードと合わせて請求、引き落としがされます。家計を一括管理するという意味では便利な反面、カードごとに利用明細や支払金額を分けたい場合は適していません。

デビットカードは即時払いなので審査なし

デビットカードは、銀行のキャッシュカードの一種です。銀行の中には、キャッシュカードにデビットカードの機能を搭載しているものがあります。

デビットカードはVisaやMastercard、JCBの国際ブランドがついており、クレジットカードが使えるお店やサイトでの支払いに利用できます。デビットカードがクレジットカードと大きく異なるのは、銀行口座からの即時払いなので審査がないということです。

デビットカードは買い物をしたその瞬間に、銀行口座から利用代金が引き落とされます。クレジットカードのような後払いではないので、審査なしで誰でも発行されるのです。また預金残高の範囲で買い物ができるので、利用限度額の心配もありません

そのため、デビットカードはクレジットカードの審査に不安がある方でも、確実に手に入れることができます。一方デビットカードがクレジットカードよりも劣る点は、以下2つです。

このことから、デビットカードはポイントで節約したい方やガソリンの給油で活用したい方には適していないといえます。

プリペイドカードは前払いなので審査なし

プリペイドカードも、クレジットカードやデビットカードと同じように支払いに使え、審査がありません。クレジットカードは後払い、デビットカードは即時払いですが、プリペイドカードは前払いであることが特徴です。

前もってプリペイドカードにチャージしておくことにより、VisaやMastercard、JCBといった国際ブランドが使えるお店やサイトでの支払いに利用できます。前払いなので当然審査はありません

プリペイドカードは、デビットカードのように決められた銀行口座が必要ないため、手軽に持てるのがメリットです。その反面、チャージできる上限が数万円や数十万円のように設定されているため高額決済ができないというデメリットがあります。

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また、クレジットカードに関する正確な情報を提供するため、記事内の情報は以下の公的機関等を参照しています。
公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会一般社団法人クレジットカードアドバイザー協会日本カード情報セキュリティ協議会特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会一般社団法人日本資金決済業協会一般社団法人日本クレジット協会電子決済等代行事業者協会日本クレジットカード協会
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