楽天カードの2枚目で審査落ちする理由｜審査のコツとデメリットを解説
最終更新日：2024年06月12日
年会費が無料で、楽天市場でポイントを貯めやすいクレジットカードとして人気のある楽天カードですが、会員専用ページから申し込めば2枚目を作成することもできます。
ただし、2枚目の楽天カードを作るときも審査があるため、必ず2枚目の審査にも通るとは限りません。
2枚目の楽天カードの審査に落ちた場合、どのような理由が考えられるのでしょうか？
この記事では楽天カード2枚目の審査落ちで考えられる原因、審査に落ちたときの対処法について説明していきます。
また、楽天カードを複数持つことのメリットとデメリットもまとめています。
「2枚目の楽天カードにどのようなメリットを期待していたか」によってもとるべき対処法は変わってくるので、あわせて参考にしてください。
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2枚目の審査に落ちたあなたにおすすめのカードローン
現金での一括払いが難しく、カード決済もできないので、どうしてもローンを組みたい。
そういった状況で審査が通らないと、どうしても不安になってしまいますし、予定していた買い物ができずガッカリしてしまいますよね。
そういった場合、カードローンを利用してみる、という手段に目を向けてみてはいかがでしょうか？
カードローンとは、金融機関が発行する専用カードを使って、ATMでお金を引き出す形で借り入れするサービスです。
これを利用すれば、どのような支払い・請求もローン払いにできます。
代表的なカードローンを紹介するので、ぜひ利用を検討してみてください。
楽天カード2枚目の審査落ちは1枚目の影響が強い！審査落ちで考えられる原因とは？
それでは2枚目の楽天カードの審査に落ちてしまう原因について説明していきます。
通常のクレジットカード発行と同様に審査基準は公開されていませんが、主に以下のようなケースが考えられます。
【2枚目の楽天カードを発行できないケース】
- 1枚目を限度額ギリギリまで使っている
- 過去に楽天カードの支払い遅れがあった
- 他社のクレジットカードやローンの支払いに遅れが生じている
1枚目を限度額ギリギリまで使っている
楽天カードは2枚目の発行にも対応していますが、クレジットカードの利用可能枠（限度額）は1枚目と2枚目で共有されます。
実際には1枚目と2枚目の利用可能枠が異なる場合、高い方が2枚合計の限度額になるのです。
例えば、1枚目の楽天カードの利用可能枠が50万円で、2枚目に発行された楽天カードの利用可能枠が30万円だったとします。
このとき、50万円が2枚合計の利用可能枠になります。
1枚目と2枚目の利用可能枠を合算した80万円ではないので注意してください。
また、1枚目の楽天カードを利用可能枠ギリギリまで使っていたり、まとまった金額のリボ払い残高があったりすると、2枚目の発行を見送られるケースがあります。
これは2枚目の楽天カードを発行しても、利用可能枠に十分な空きが生まれないためです。
過去に楽天カードの支払い遅れがあった
楽天カード2枚目の審査には、1枚目の支払い実績も関係してきます。
そのため、過去に楽天カードの支払いに遅れがあると2枚目の審査に通りにくくなるのです。
基本的に短期の遅れでいきなり強制解約されることはありません。
ですが、過去の支払い履歴はしっかりと残っており、2枚目の楽天カード審査に影響します。
また、過去に延滞があると「利用可能枠の増枠」「キャッシング枠の追加」なども難しくなるので注意してください。
他社のクレジットカードやローンの支払いに遅れが生じている
楽天カードは信用情報機関に加盟しており、顧客の信用情報を定期的にチェックしています。
これは顧客の返済能力が著しく低下していたり、他社で返済トラブルを起こしたりしていないかを把握して、楽天カード利用者の与信管理を行うためです。
もし他社のクレジットカード、ローンなどの支払いに遅れが出ているなら、2枚目の楽天カード審査に通らない可能性が高いです。
信用情報の登録内容は他社の審査にも大きく影響するため、信用情報が傷つくような返済トラブルを起こさないように注意しましょう。
2枚目の楽天カードとして選ぶことのできない組み合わせ
2枚目の楽天カードの審査に落ちてしまう原因について確認してきましたが、そもそも2枚発行できない組み合わせというものも存在します。
例えば、以下のような組み合わせで複数の楽天カードを持つことはできません。
【楽天カードを複数持つことのできない組み合わせ】
- 年会費有料の楽天カードを2枚持つこと
- 楽天PINKカードを2枚持つこと
- 楽天銀行カードを持っている場合に、楽天カードを2枚持つこと
- 楽天ANAマイレージクラブカードを持っている場合に、楽天カードを2枚持つこと
- 楽天カードアカデミーを持っている場合に、楽天カードを2枚持つこと
通常の楽天カードは年会費が永年無料です。
しかし、「楽天ブラックカード」「楽天プレミアムカード」「楽天ゴールドカード」は年会費が有料であり、それらの楽天カードを2枚発行することはできません。
楽天カードを持っている人が、2枚目として楽天ゴールドカードを発行することはできます。
その一方で、楽天ゴールドカードを持っている状態で、もう1枚も楽天ゴールドカードに変更したり、楽天プレミアムカードにランクアップしたりはできないのです。
「楽天銀行カード」「楽天ANAマイレージクラブカード」「楽天カードアカデミー」に関しては、楽天カード2枚持ちの対象外になります。
代表的な楽天カードの組み合わせの可否を表にまとめました。
| 楽天カードの種類 | 楽天カード | 楽天PINKカード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
|---|---|---|---|---|
| 楽天カード | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 楽天PINKカード | ◯ | × | ◯ | ◯ |
| 楽天ゴールドカード | ◯ | ◯ | × | × |
| 楽天プレミアムカード | ◯ | ◯ | × | × |
楽天カードを持っている人は、会員専用サービスである「楽天e-NAVI」にログインすれば追加発行できる楽天カードを調べられます。
楽天e-NAVIにログイン後、メニュー内の「お申込み（カード/ サービス）」に進んでください。
そうすれば、2枚目として申し込める種類の楽天カードが分かります。
すでに複数の楽天カードを持っている場合、選択しているカードを変更すれば、そのカードごとに追加発行や切り替えができるカードを表示可能です。
一部特別なデザインの楽天カードは2枚目として発行できないケースもあります。
2枚目の楽天カードを発行しようと考えている人は、会員専用サービスから申し込めるカードの種類を確認してください。
2枚目の楽天カード審査に落ちた場合に検討すべきおすすめクレジットカード
2枚目の楽天カードを作るのにも審査があり、1枚目を作れていても2枚目の発行は見送られてしまうという可能性もあります。
審査落ちの原因を教えてもらうことはできないので、もし2枚目の審査に落ちたなら別のクレジットカードに申し込む方が良いでしょう。
楽天カードとは別のクレジットカードになってしまいますが、シチュエーションに応じての使い分けやキャンペーンでのポイント獲得などは可能です。
以下ではおすすめのクレジットカードを厳選して紹介していきます。
| クレジットカード | 年会費 | 国際ブランド | ポイント還元率 |
|---|---|---|---|
| ACマスターカード | 永年無料 | Mastercard | 0.25％（キャッシュバック） |
| JCB CARD W | 永年無料 | JCB | 1.0％〜（Oki Dokiポイント） |
| PayPayカード | 永年無料 | VISA/ Mastercard/ JCB | 1.0％〜（PayPayポイント） |
ACマスターカード
- 引用元
- ACマスターカード公式サイト
できるだけ早くクレジットカードを発行したいというときは、ACマスターカードが便利です。
ACマスターカードは消費者金融のアコムが発行するクレジットカードです。
自動契約機「むじんくん」でカードを受け取れ、申し込みの時間帯が早く、スムーズに手続きが進めば当日中のカード発行にも対応しています。
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
ただし、アコムの自動契約機の中にはACマスターカードの発行に対応していない店舗もあります。
自動契約機に来店してカードを発行しようと考えている人は、あらかじめ最寄りの店舗の対応状況を確認するようにしてください。
クレジットカードの発行に対応しているかは、アコムのホームページで確認できます。
また、ACマスターカードはカードローン機能付きのクレジットカードなので、キャッシングを利用したい人にもおすすめです。
JCB CARD W
JCB CARD Wはクレジットカード会社のJCBが発行しており、ポイント還元率の高さ、年会費永年無料という点が魅力です。
ポイント還元は通常のJCBのクレジットカードの2倍で、特定のパートナー店であればポイントは最大11倍になります。
また、JCB CARD Wなら家族カード、ETCカードの追加発行も手数料がかかりません。
対応している店舗であればタッチ決済も可能で、色々なシチュエーションで使いやすいクレジットカードだといえます。
さらに「モバ即」という申込方法を選択した場合、入会審査の完了までは最短5分で、審査完了後すぐに利用できます。
モバ即で申し込むには「20歳〜39歳の方」かつ「顔写真付き本人確認書類（運転免許証/ マイナンバーカード/ 在留カード）で本人確認できる方」が条件です。
審査の即時判定受付時間は9:00〜20:00なので、できるだけ早めに申し込みましょう。
時間外の申し込み、条件を満たさない方の申し込みは、通常入会での手続きになります。
ただ、JCB CARD Wは18歳〜39歳入会限定のクレジットカードです。
一度入会してしまえば40歳以降も年会費無料で継続利用することはできますが、40歳以降の方の新規入会は不可なので注意してください。
PayPayカード
複数の国際ブランドから選択したい人にはPayPayカードがおすすめです。
PayPayカードは「VISA」「Mastercard」「JCB」の3種類から選べます。
複数の国際ブランドのクレジットカードを持つために2枚目の楽天カードを考えていたなら、国際ブランドが被らないような組み合わせで選ぶと良いでしょう。
PayPayカードの利用では基本1％のPayPayポイントが付与されますが、Yahoo!ショッピングなら3％の付与、さらに5の付く日は+4％されます。
※ 「5の付く日の+4％」にはエントリーが必要です。
楽天市場だけでなくYahoo!ショッピングでも買い物をする人は、PayPayカードを持っているとお得です。
楽天カードで2枚目を作るメリット
2枚目の楽天カードを作ることには次のようなメリットがあります。
【楽天カードで2枚目を作るメリット】
- 異なる国際ブランドのクレジットカードを持てる
- 特別なデザインのカードを持てる
- 用途に応じた使い分けができる
- 引落口座を別にすることができる
ただし、これらのメリットの多くは、別のクレジットカードを新規発行しても得られる場合があります。
「いつも使っている楽天カードで2枚目を持ちたい」という人もいるでしょうが、審査に落ちたなら楽天カードにこだわらなくても良いかもしれません。
異なる国際ブランドのクレジットカードを持てる
楽天カードの国際ブランドは「VISA」「Mastercard」「JCB」「American Express」の4つから選択することができます。
国際ブランドごとに加盟店は異なるので、店舗によっては「JCBは利用できない」「American Expressは利用できない」ということもあるのです。
そのようなときに別の国際ブランドのクレジットカードをもう1枚持っていると安心です。
持っているクレジットカードが1枚だけだと、対応していない国際ブランドだったり、何かしらのトラブルだったりで決済できない危険性が出てきます。
もしものケースに備えるという意味でも、異なる国際ブランドのクレジットカードを持つことは重要です。
特別なデザインのカードを持てる
楽天カードには通常デザインのほかに「お買いものパンダ」「ディズニーキャラクター」「楽天イーグルス」「ヴィッセル神戸」などとコラボしたデザインカードが存在します。（2022年8月現在）
ただ、1枚目の楽天カードは通常デザインで発行したという人も多いのではないでしょうか？
好きなキャラクターや応援しているスポーツチーム、アーティストがデザインされたカードを持ちたいという人は、2枚目の楽天カードをデザインカードにするのがおすすめです。
※ 一部、2枚目として発行できない種類のカードもあります。また、選べる国際ブランドはデザインごとに異なります。
用途に応じた使い分けができる
用途ごとにクレジットカードを使い分けたいというケースにも、2枚目の楽天カードが便利です。
例えば、1枚目は自身のプライベートな支出の支払いに使い、2枚目は自身が支払った家族の支出に使うなどです。
また、1枚目は電気やインターネット料金などの固定費の支払いに使用して、そのほかの街の店舗やネットでの買い物に2枚目を使用するというケースもあるでしょう。
1枚目と2枚目の楽天カードの利用可能枠は共通となりますが、カードごとに利用明細は分かれます。
楽天e-NAVIにログイン後、カードを選択すればそれぞれの明細をすぐに確認できるのです。
引落口座を別にすることができる
基本的には2枚目の楽天カードの引落口座は1枚目と同一になります。
1枚目の引き落としを楽天銀行の口座で行っていたなら、2枚目の引き落としも同じ口座で行われるということです。
ただし、2枚目の楽天カードの発行後、楽天e-NAVIもしくは郵送で手続きすれば、別の引落口座を設定することもできます。
用途に応じて楽天カードを使い分ける場合、別の引落口座を設定したいケースもあるでしょう。
そのようなケースは、会員専用サービスなどから手続きするようにしてください。
2枚目の楽天カードにはデメリットも！？追加作成するときの注意点
ここからは2枚目の楽天カードを追加作成するときに注意すべきこと、デメリットについて説明していきます。
2枚目の楽天カードを作るのには前述のようなメリットもありますが、別のクレジットカードを作ることでも同様のメリットがある場合も多いです。
2枚目の楽天カードを作るのには以下のような注意点、デメリットもあるので、審査に落ちてしまった方はそれらも把握した上で、別のクレジットカードに申し込むのかを考えましょう。
【2枚目の楽天カードを追加作成するときの注意点】
- 利用可能枠は1枚目と2枚目で共通
- 2枚目のETCカードは別途申込が必要
- 新規入会キャンペーンの対象外
- 2枚目の楽天カードと家族カードは異なる
利用可能枠は1枚目と2枚目で共通
この点は何度か説明しましたが、楽天カードの利用可能枠は1枚目と2枚目で共通になります。
2枚目を追加発行しても、クレジットカードで決済できる合計金額が増えるわけではありません。
1枚目の楽天カードを利用可能枠ギリギリまで使っている場合、2枚目の発行を見送られることもあると説明しましたが、たとえ審査に通っても限られた利用枠でやりくりすることになるでしょう。
その一方で、別のクレジットカードに新規申込するなら、まったく別の利用可能枠が設定されます。
| クレジットカード | ケース① | ケース② | ケース③ |
|---|---|---|---|
| 楽天カードA（1枚目） | 30万円 | 30万円 | 30万円 |
| 楽天カードB（2枚目） | 20万円 | - | 20万円 |
| クレジットカードC | - | 20万円 | 20万円 |
| クレジットカードで決済できる合計金額 | 30万円 | 50万円 | 50万円 |
2枚目のETCカードは別途申込が必要
楽天カードは追加カードとしてETCカードを発行することもできます。
2枚目の楽天カードでもETCカードは発行できますが、その場合、別途申込が必要です。
そして、楽天カードの種類や楽天ポイントクラブの会員ランクによっては、ETCカードに年会費がかかることもあります。
それぞれのETCカードで年会費がかかってしまうので、無料で持てない人は注意してください。
楽天カードのETCカードで年会費が無料になるのは「楽天ゴールドカード」もしくは「楽天プレミアムカード」の場合、または楽天ポイントクラブの会員ランクが「ダイヤモンド会員」もしくは「プラチナ会員」の場合です。
それぞれでETCカードを発行する必要があり、年会費がかかってしまうのであれば、年会費無料でETCカードを持てる別のクレジットカードに申し込んだ方が良いでしょう。
例えば、「JCB CARD W」「セゾンカードインターナショナル」「イオンカードセレクト」などは、クレジットカード、ETCカードの年会費がどちらもかかりません。
新規入会キャンペーンの対象外
クレジットカードを新規発行する場合、ポイントが貰えるなどの新規入会キャンペーンの対象になることも多いです。
しかし、2枚目の楽天カードの発行は、新規入会に該当しません。
新規入会キャンペーンが開催されていても、対象外になるので注意してください。
新規入会キャンペーンを狙うのであれば、2枚目の楽天カードを作るよりも、キャンペーンが開催されている別のクレジットカードに申し込みましょう。
上手くキャンペーンを活用すれば、まとまったポイントを獲得したり、通常よりもお得に買い物したりできます。
それでも2枚目の楽天カードを作りたいという人は、楽天カードのホームページでキャンペーンの最新情報を確認してください。
開催されているキャンペーンの内容によっては、2枚目の楽天カード発行でもポイントが貰えるケースもあります。
2枚目の楽天カードと家族カードは異なる
2枚目の楽天カードと家族カードは異なります。
例えば、追加発行した楽天カードを配偶者や両親、子どもに持たせることはできません。
※ 家族カードの対象者は18歳以上の生計をともにする配偶者（内縁の相手方・同性パートナー含む）・両親・子どもに限ります。
もし自分ではなく家族用にクレジットカードを発行したいなら、2枚目ではなく、1枚目の楽天カードで家族カードを追加発行しましょう。
楽天カードの場合、年会費無料で家族カードを持て、本カード1枚につき2枚まで発行可能です。
※ 楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードの会員の場合、年会費がかかります。
2枚目の楽天カードの審査に落ちた人は別のクレジットカードを発行するのがおすすめ
2枚目の楽天カードの発行審査について説明してきました。
すでに1枚目の審査に通っていても、2枚目の発行を見送られることはあります。
1枚目の楽天カードを利用可能枠いっぱいまで使っている人、過去に支払いが遅れたことのある人は注意が必要です。
もし2枚目の楽天カードの審査に落ちたなら、別のクレジットカードへ申し込むことを検討しましょう。
年会費がかからず、楽天カードと同程度のポイント還元率のクレジットカードはたくさんあります。
また、別のクレジットカードであれば、楽天カードとは別の利用可能枠が設定されます。
新規入会キャンペーンの対象になるケースもあるので、ホームページなどで最新の情報を確認するようにしてください。
2枚目の楽天カードが作れなくても他社の審査に通る可能性はあります。
国際ブランドやポイント還元率、キャンペーン内容などを比較しながらニーズに合ったクレジットカードを見つけましょう。
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