【おもいやりライト運動】早めのライト点灯で交通事故を減らす!

最終更新日:2023年08月31日

【おもいやりライト運動】早めのライト点灯で交通事故を減らす!

交通死亡事故が発生しやすい時間帯は夕暮れ時から夜にかけて事故が多いと言われています。
この時間帯は、日が暮れることによって視界が見にくくなることで、事故につながってしまいます。
ドライバー側から見ると、歩行者や自転車が見えにくいので、発見が遅れてしまうことが原因です。
夕暮れ時の事故に遭わないためは、

など、事故を未然に防ぐような取り組みが大切です。
そこで、今回は、日産自動車が推進する運動「おもいやりライト運動」についてご紹介します。

おもいやりライト運動とは

おもいやりライト運動は日産自動車株式会社が推進する運動で、交通事故削減を目指し、クルマを運転するドライバーに向け、⼣暮れ時のヘッドライト早期点灯の呼び掛けや、歩⾏者・⾃転車を意識した「⾒えやすさ・⾒られやすさ」を認識してもらう事を⽬的とした情報発信をしています。
日産自動車は、「おもいやりライト運動」を2010年から取り組んでいて、日本全国の賛同者を募っています。
賛同したい方は、ホームページ上から問い合わせすることで、運動のリーフレットやステッカーを貰うことができます。

交通事故が多い時間帯は夕方の16時~18時

交通事故が一番多い時間帯は、夕方の16時~18時です。
この時間はドライバーにとっては歩行者が見えづらく、歩行者にとっては車の接近に気が付きにくい時間帯です。
夕暮れ時の視界は、西日が当たって見えづらくなり、やがて暗くなってきて、更に見えにくくなってしまいます。
また、この時間帯は、ヘッドライトを点灯している車といない車とが混在するので、視界が一気に悪くなってしまうのです。

ヘッドライトが及ぼす効果

ヘッドライトは、暗闇を明るく照らしてくれて、私たちの視界を確保してくれる大切な部分です。
このヘッドライトがあるからこそ、夜の運転もできるのです。
また、ヘッドライトが及ぼす効果は、明るく照らすだけではありません。
対向車や歩行者などに、自分の車の位置情報をいち早く知らせることができる大切な役割もあります。

わたしたちができること

夕暮れ時の事故を未然に防ぐためにも、私たちひとりひとりができることがあります。
それが、おもいやりライト運動です。
おもいやりライト運動は、ドライバーにできること、歩行者や自転車にできることなどお互いが意識するだけで、事故を防ぐことができます。
ここからは、ひとりひとりができるおもいやりライト運動をご紹介します。

ドライバーのあなたは早めにヘッドライトをつける

ドライバーとして取り組むべきことは、早めにヘッドライトをつけることです。
実際にライトの早期点灯を意識している人でも、16〜18時にライトをつけている人は約10%程度と言われています。
ライトを点灯する目安は、日没の30分前が良いとされています。
おもいやりライト運動では、毎日Twitterに日没時間前のヘッドライトの点灯を呼び掛けています。
https://twitter.com/Omoiyari_Light

歩行者のあなたは黄色や白のものを身につける

歩行者でもできることがあります。
それは、黄色や白色などを身につけコントラストを明るくすることです。
コントラストが高くなることで周りから気付かれやすくなります。
また、反射板を身につけることで、ライトの光に反応して、自分の存在をドライバーに知らせることができます。

おもいやりライトタイムを活用しよう

日産自動車では、おもいやりライト運動の中で「おもいやりライトタイム」というライトの点灯タイムをアナウンスしています。
おもいやりライトタイムを活用して、周りにいち早く自分の存在をアピールして事故を未然に防げるよう取り組みましょう。
https://www.omoiyari-light.com/ABOUT/

おもいやりライトタイムとは?

おもいやりライト運動では、国立天文台公式サイトの日の入り30分前の時間を目安として全国9か所の地域から「おもいやりライトタイム」と称して点灯時間を案内しています。
日本には季節があり、日照時間も日々変わってきます。
この時間を参考にし、早めのライト点灯を心がけるようにしましょう。

まとめ

夕暮れ時は、ドライバーや歩行者にとって、最も視界が見にくい時間帯と言われています。
日没時間帯の交通事故が一番多いと言われている中で、事前対策は大切です。
交通事故を未然に防ぐためにも相手へのアピール手段として、日産自動車が主催するおもいやりライト運動をご紹介しました。
おもいやりライト運動では、

など相手に気づかれるための対策が必要です。
交通事故に遭わないためにも、ひとりひとりが「見る・見られる」の意識を持って過ごすことが大切になるのです。

リーディングテックとおもいやりライト運動

リーディングテック株式会社は「おもいやりライト運動」の活動に賛同し、2022年6月に賛同パートナーに登録いたしました。

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