住信SBIネット銀行カードローンの基礎知識
住信SBIネット銀行カードローンは住信SBIネット銀行が提供している銀行系のカードローンです。
住信SBIネット銀行とは、SBIホールディングスの三井住友信託銀行が共同で出資して作られたネット専業の銀行です。
SBIグループのSBI証券との連携を重視している点が特徴で、銀行と証券間での運用を共有しやすいシステムを多く取り入れています。
そうしたことも踏まえ、実店舗がないネット銀行ということもあり、一般的な大手銀行とは異なった特徴を多く持っています。
住信SBIネット銀行カードローンの特徴について
住信SBIネット銀行カードローンは銀行系のカードローンであり、金利や最低返済額、手続き方法など基本的な部分では他の銀行と似たところを多く持っていますが、SBI証券との連携からくる特色や、多くの独自のサービスを行っているため多少複雑な面があります。
また公式ホームページでも専門用語が非常に多く用いられているので初めての方には少しわかりにくいかもしれません。
以下からは、少しずつかみ砕いて説明していきましょう。
(1)金利の引き下げ特典を条件に該当すれば受けることができる
また住信SBIネット銀行カードローンでは、利用者が一定の条件を満たした場合に、金利を所定よりさらに引き下げることのできるサービスも行われています。
これもグループ企業との連携による独特のサービスで、関連会社の多い住信SBIネット銀行カードローンならではの特典と言えるでしょう。
やや複雑な側面もありますが、条件さえ満たすことができればかなりお得になるので、きちんと条件をチェックして積極的に利用していくようにしましょう。
住信SBIネット銀行カードローンの金利引き下げの条件はどうなっている?
金利を引き下げることのできる条件はまず、SBI証券の口座を登録している場合、そして住信SBIネット銀行での住宅ローンの残高がある場合があります。
これらに該当すると基準金利より金利年0.5%の金利引き下げが可能です。
また、JCBミライノカードを所持しており、引き落とし口座に設定されている場合には金利年0.1%が引き下げられます。
仮に上述した二つを同時に満たしている場合には、合わせて0.6%、金利を引き下げることができます。
(2)審査結果が回答されるまでは数日程度かかる
住信SBIネット銀行カードローンは銀行系のカードローンであるため、即日の融資を受けることはできません。
これは他の銀行系カードローンでもすべて同じことが言えます。
そのため、審査時間についてはっきりとしたことは言えず、申し込みから融資までは数日程度かかると考えられます。
また、申し込みの際に住信SBIネット銀行の口座を持っていなかった場合には口座開設も必要になるため、そのキャッシュカードが郵送されてくる一週間から十日程度の時間は必要になるでしょう。
(3)融資までがスムーズにしたいのであれば、住信SBIネット銀行の口座を持っておこう
また逆に、既に住信SBIネット銀行の口座を開設済みである場合にはカードローンの申し込みも比較的円滑に進めることができると言えるでしょう。
手続きが済めば手元に持っているキャッシュカードにカードローンとしての機能が付与されるので、契約が終了した時点からすぐにキャッシュカードをローンカードとしても利用することができます。
ただしすぐとは言っても土日祝日は審査業務も休止となっているため、いつでもすぐというわけにはいきません。
平日の営業日まで待つことになります。
(4)ネット上で全ての手続きを完結できる
住信SBIネット銀行はネットバンキングであるため実店舗というものが存在していません。
しかしだからこそ、手続きはインターネット上で全て済ませることができ、カードローンにおいても同様にネット上で全て完結させられます。
条件に応じて収入を証明できる書類を提出する必要がある場合もありますが、他の点についてはわざわざ窓口へ出向いたりといった面倒もなく手続くを進めることができます。
こうしたやり取りを面倒と感じる方には向いていると言えるでしょう。
(5)最低返済額は月々2,000円から
住信SBIネット銀行カードローンは最低返済額を月々2000円からに設定しています。
この月々2000円という返済額は他のカードローンに比べてもかなり低い水準で、毎月の返済の負担が軽くて済むという点でかなり使いやすいと言えます。
返済額が少ないということはその分返済期間が長くなってしまう側面もありますが、当面のお金のやりくりに苦労しており、まずは低めから返済していきたいという状況などでは非常にありがたい設定です。
(6)最大1000万円の融資限度額
住信SBIネット銀行カードローンでは最大利用限度額が1000万円と非常に高い設定になっています。
これは日本の全カードローンの中でも非常に高い水準です。
ただし気を付けておきたいのは、この最大利用限度額いっぱいまで利用できるという人は基本的にあまり多くはありません。
融資額は申込者の経済状況によって決められるので、1000万円を借り入れることができるのは1000万円の返済が難しくないと審査側に判断された方のみです。
ですので、カードローンの選択において一定以上の最大利用限度額はそこまで重視するポイントにはなりません。
(7)提携ATMの手数料は全て無料!
住信SBIネット銀行カードローンにおいては、提携しているATMの利用手数料すべてが無料になっています。
提携しているコンビニのATMは24時間の利用に対応しており、これらがすべて利用手数料無料というのは一般的なカードローンの中でも珍しいです。
これはかなり大きなメリットと言えるでしょう。
このように、住信SBIネット銀行カードローンはかなりお得な独自のサービスを提供していますが、他の大手銀行のカードローンと比べた場合にはどうでしょうか。
以下からはそうした大手銀行のカードローンと比較していきます。
カードローンに利用を検討している場合にやはり気になるのは大手銀行が提供しているカードローンです。
大手銀行はその名前だけでも信頼感がありますし、余裕のある体力で利便性の高いサービスを提供していることも多くあります。
ただここで気を付けておきたいのは、カードローンを比較する場合、ここまで説明してきた住信SBIネット銀行カードローン自体がそうであるように、独自のサービスによってそれぞれ条件が異なり、一概に数字だけで比較しがたいことも多くあるということです。
カードローンを比較する際には単純な数値だけでなく、付帯するサービスについても同時に比較することが大事です。
住信SBIネット銀行カードローンは他にはない強みも多いカードローンですが、当然それだけではなく他と比べて使いにくい点もあります。
強みとして挙げられるのはやはり他と比べても非常に低い金利のコースが存在している点です。
対して弱みと言えるのは、申し込み条件がやや厳しめであることと、申し込みから融資までにかかる時間です。
住信SBIネット銀行カードローンでは、専業主婦や年金収入のみの方の申し込みは受け付けていません。
また申し込みから融資までに数日間、特に口座を持っていない場合には一週間から十日の期間がかかります。この点は弱みと言えるでしょう。
カードローンを選択する際には、公表されている条件を検討することも大事ですが、実際に利用した人たちによる声というものも重要です。
口コミには公表されている数字だけでは見えてこない実感を伴った参考になる意見も多くあります。
そこで住信SBIネット銀行カードローンの口コミについても少し触れておきましょう。
住信SBIネット銀行カードローンの口コミで多い評判はやはり、金利の低さです。
ただし金利コースは自分で選べないこともあり、そこには不満もあるようです。
また悪い評判はやはり審査時間の長さ。少なくとも急ぎの融資を求めている人にとっては向いていないようです。
それではあらためてここで、住信SBIネット銀行カードローンを利用するのに向いている人と向いていない人についてもまとめておきましょう。
向いている人を簡潔に言うならば、まず安定した比較的高い収入があり、その上で低金利を求めている人です。
その条件に適う人は向いていると言えるでしょう。
逆に向いていない人は、こうした審査で高い評価を受ける自信がない人と、融資をなるべく早く受けたい人ということになります。
住信SBIネット銀行カードローンでは、利用限度額とコースによって金利が決められています。
また、コースは先ほど説明したように審査側によって決められますが、利用限度額に関しても審査担当者が申込者の返済能力を検討した結果、決定されることになります。
つまりその点で申込者が関与できる部分は基本的にありません。
そして初回契約者はまだ取り引き実績がなく信用がわからないので金利は上限に設定される傾向が強く、結果、申込者の選択の幅はあまりないかもしれません。
最大年0.6%の金利優遇も条件を満たせば受けられる
住信SBIネット銀行カードローンでは金利引き下げサービスがいくつか用意されており、その条件を満たすことで最大で年-0.6%の金利優遇を受けることができます。
金利優遇のコースは二つあり、一つめはSBI証券の口座保有登録をしているか、住信SBIネット銀行の住宅ローンの残高があることで、このどちらかを満たしていれば-0.5%の優遇が受けられます。
もう一つはJCBミライノカードを保有しており、引き落とし口座を住信SBIネット銀行に設定していることで、これを満たしていると-0.1%の優遇があります。
二つは併用可能なので、両方を満たしていれば合計で金利が年-0.6%の優遇を受けることができるのです。
住信SBIネット銀行カードローンはこのように、かなりお得な部分も多いですが、それだけ多少、申し込み条件についてきっちりとしている側面もあります。
たとえば「安定継続した収入」で、これは多くのカードローンでも実質同じものですが、前提条件としてはっきり公表していることで、やや厳しさを示しているとは言えます。
他には年齢が満20歳~満65歳であること、住信SBIネット銀行の口座を保有していることなどです。
口座に関しては先も説明した通り、カードローンと同時の申し込みで構いません。
安定していて継続した収入がない人は申し込めない
住信SBIネット銀行カードローンでは、安定継続した収入がない人に対しては、申し込みを認めていません。
具体的には収入が毎月一回以上、それが二か月以上は継続していることが必要です。
ただしこれさえ満たしていれば、雇用形態が正社員ではなく、パートやアルバイトでも申し込みが可能です。
ですが仮にアルバイトなど安定継続した収入があったとしても、学生からの申し込みは受け付けていないと公式サイトにも明記されているので、学生の方は注意してください。
住信SBIネット銀行カードローンでは、「申し込み」から「仮審査」「必要書類の提出」「本審査」「契約」という流れで手続きが進んでいきます。
審査の結果は最短で申し込んだ日の数日後に出ます。
あくまで最短なので参考ですが、この流れの中でも例えば必要書類の提出など、申し込み側がするべきところで何か不備など手間取るところがあると審査結果もそれだけ遅れてしまうので、なるべく早く借り入れたいと考えている場合には書類の準備など万全にしておきましょう。
公式サイトから申し込もう!
住信SBIネット銀行カードローンの申し込み方法は、公式ホームページからに限られています。
住信SBIネット銀行は実店舗のないネットバンキングであるため手続きはほとんどがインターネット上に集約されており、その代わり24時間手続きが可能など、インターネット特有の恩恵にも預かっています。
ただし申し込みは土日祝24時間いつでも可能ですが、審査は平日の営業日に限られているため、手続きの進行はそれからということになります。
土日祝に申し込んでも、結果が出るのは翌営業日以降ということを理解しておきましょう。
申込手順が住信SBIネット銀行の口座の有無によって異なる
住信SBIネット銀行カードローンの申し込みでは口座の開設が必須となるため、事前に口座を保有しているか否かでも手順が多少変わってきます。
申し込みは公式ホームページの専用ボタンから開始されますが、まず初めに口座の有無を聞かれるので、自分の状況に従ってそれぞれを選択しましょう。
口座を開設するという手続き以外の部分では、基本的にはどちらも同じ流れになっています。
あらかじめ口座を保有している方が、手続きは簡易に済ませることができます。
仮審査では信用情報を確認される
申し込み手続きが終わると、入力された情報によってまず仮審査が行われます。
仮審査では信用情報への照会があり、申込者の履歴が確認されます。
信用情報とは利用者のこれまでのクレジットカードや他社でのカードローンの利用について記録されているものです。
返済の延滞や過去の金融事故などについても記録されており、もし申込者にそういった金融事故があれば審査を通過できることはまずありません。
心配な人は信用情報機関に開示請求を行い、自分の記録について確認すると良いでしょう。
仮審査に通過した後は必要書類の提出が求められる
仮審査を通過すると、次は必要書類の提出になります。
住信SBIネット銀行カードローンでは本人確認書類と収入証明書類が必要書類となっています。
本人確認書類は具体的には運転免許証やマイナンバーカード、パスポート、健康保険証など。
外国籍の方は在留カードや特別永住者証明書などです。
収入証明書類は源泉徴収票や所得証明書、確定申告書などです。
書類の不備は審査の遅れにもつながるので、間違いがないかあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
本審査の際には、在籍確認が行われる
必要書類を提出すると次は本審査になり、同時に在籍確認も行われます。
在籍確認とは、申込者が申請した勤務先にきちんと在籍しているかどうかを確認するものです。
勤務しているかどうかは返済能力に関わる重要なことなので、これは必ず行われます。
在籍確認は審査担当者が勤務先に電話することで行われます。
在籍を確認するだけの簡単なものなので難しくはありませんが、もし電話口に出た相手が一切の質問に答えないなどあると在籍確認できなかったとして審査に落ちてしまう場合もあるので、本人が出るようにするとか、あらかじめ相手に話を通しておくなど、スムーズに話が進むようにしておくとより良いでしょう。
カードローンはお金が支給されるものではなく、あくまで借りているものです。
そのため借入れたお金は必ず返済しなければいけません。
この返済方法についてもカードローン会社によって利用できる方法が異なります。
そのため自分が利用したい返済方法があるという場合には、使用しようとしているカードローンがその返済方法に対応しているかどうかを確認しておかなければいけません。
そこでここからは、住信SBIネット銀行カードローンの返済について紹介していきます。
毎月口座引き落としによる返済を行う
毎月の返済は約定返済と呼ばれています。
住信SBIネット銀行カードローンではこの約定返済は毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)に普通預金口座から自動的に引き落としされます。
そのため口座にお金さえ入れておけば、返済の際に特別な手続きなどは必要ありません。
毎月の返済額は前月末における借入残高によって変動するので、毎月変わってしまうこともあります。
そのため約定返済の返済日の前にはある程度余裕をもって口座にお金を入れておきましょう。
繰り上げ返済はできる?方法は?
カードローンの返済をする人の中には、お金に余裕があるなどの理由で、約定返済とは別に繰り上げで返済したいという人もいるでしょう。
住信SBIネット銀行カードローンではそんな時には、パソコンや提携ATMから繰り上げ返済を行うことができます。
繰り上げ返済の場合は借入残高の一部あるいは全部を1円単位で返済することができます。
そのため自分の都合の付く金額だけを繰り上げ返済することができます。
繰り上げ返済をすると金利を支払う期間も短くなります。
返済が遅れてしまったときに発生する「遅延損害金」は?
カードローンはお金を借りるものなので、必ず返済しなければいけません。
その返済に関しても、必ず返済日を守らなければいけません。ですが中には口座にお金を入れ忘れていたなどの理由で返済が遅れてしまう人もいます。
返済が遅れてしまった時には、遅延損害金が請求されます。
これは通常の金利とは異なり、年20.00%以下の利率で計算された金額が請求されることになります。
そのため本来の返済よりも多くの金額を支払うことになるので注意しましょう。